学生インタビュー #01「出会いは14年前。日本一のバリスタに憧れて見つけた夢」新潟調理専門学校 長谷川遥加さん

創立50年という歴史をもつ新潟調理師専門学校さんの期間限定「学生レストラン」にお邪魔してきました。同校で初の試みとなるこの企画は、来春に卒業を控えた2年生によるもので、10月28日のオープン初日から好評で12月上旬の最終日まで予約で満席となり大成功に終わりました。食材の宝庫、新潟で“食の未来”を担う若者達が日々どのようなことを学び、夢を抱き、2年間を過ごしてきたのでしょうか。その集大成とも呼べる「学生レストラン」を通じて、今感じていることや今後の夢について2名の生徒さんとじっくり向き合ってみました。

日本一のバリスタに憧れて上京:長谷川遥加さん(サービス2年)

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1人目の学生インタビューは、新潟調理師専門学校の西洋料理&レストランサービス学科で主に接客を学ぶ2年生の長谷川遥加さん(20歳)。新潟県長岡市出身の長谷川さんは、来年の3月に新潟調理師専門学校を卒業し夢のバリスタを目指し上京予定です。“日本一のバリスタ”と言われている横山千尋さんに憧れてバリスタの道を目指し始めたという長谷川さんに、じっくりとお話を伺いました。

バールのカウンターを背伸びして覗いた少女時代

ー まずはバリスタを目指すようになったキッカケを教えて下さい。

長谷川さん(以下、長谷川):キッカケは小学校一年生の時、親に毎年伊勢丹で開催していた「イタリア展」に連れて行ってもらったことです。その時に、日本におけるバリスタの第一人者である横山千尋さんのお店(バール)「デル・ソーレ」も出店していて、そこで初めてバリスタの世界に触れました。その時はまだ子供で背も低かったので、バールのカウンターを背伸びして覗いていました。(笑)それから毎年行くようになって、背が伸びるたびにカウンターの内側に広がる“バリスタの世界”に興味を持つようになっていきました。

ー 小学校1年生とはすごい。本気で目指すようになったのはいつから?

長谷川:小学校1年生から、この新潟調理師専門学校に入学するまで毎年行っていたので・・・気がついたら本気で憧れるようになっていました。

憧れがいつしか夢に。その夢が自分を強くしてくれた

ー 憧れのバリスタになると決めた時、迷いはありませんでしたか?

長谷川:はい、ありませんでした。高校で進路を決める時、周りの友達と違う選択をしている自分を不安に思うこともありましたが、私には夢があると思うと気持ちが安定して、強くいられました。

そして周りの友達との進路の違いもそうですが、両親の理解を得ることが大変でした。大学に進学したり企業に就職する人が多いなかで、私だけバリスタを目指して専門学校に入りたいと申し出たので・・・入学金(学費)を出してもらうために頭を下げてお願いしました。了解して支援してくれましたけど、心から応援してもらえるようになったのはつい最近です。ずっと目指していた横山さんがいるお店「デル・ソーレ」に内定をいただいてから本格的に応援してくれるようになりました。

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出典:r.gnavi.co.jp

一番身近なご両親に応援してもらえるまでに少し切ない思いをした長谷川さん。可愛い我が子だからこそ心配してしまう、そんな気持ちにしっかり応えて努力し続ける姿に、ご両親も心を打たれたのでは。

人と違っても構わない。学ぶなら基礎からしっかりと。

ー バリスタになるためにこの学校へ?

長谷川:はい、バリスタも飲食の一部なので目指すなら飲食業界の基礎から学ぶべきだと思って。あと、2015年からこの学校でJBAバリスタレベル1ライセンスという認定資格を取れることになったのも入学の大きな動機になりました。実は新潟県内でこの資格が取れるのはここだけなんです。進路を決めるときに、まわりと違う選択をしましたが後悔はありません。

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ー バリスタ以外のことも多く学ぶこの学校、入学してみていかがでしたか?

長谷川:大変でした・・・(笑)調理のことは何も知らずに入学したので勉強しなくてはならないことの多さに驚きました。でも、美しい美味しい料理が出来上がるまでの工程を学ぶことができました。例えば、食材を料理という完成されたものに仕上げるまでの手間や愛情など、この学校で学ばなければずっと知らずにいたことがたくさんあります。

ー 学びが多いと長谷川さん自身にも変化がありそうですね。

長谷川:そうですね、正直飲食自体には興味が薄かったんですが、学んで知ることが増えるに連れて飲食店に頻繁に行くようになりました。今までは見た目や味しか知らなかったんですが、その食材の産地にも興味を持つようになったり。これは自分でも変わったなと思っています。

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写真:季節の果物をふんだんに使ったドルチェ。コクのあるブレンドコーヒーとの相性は抜群でした。

憧れの背中にまた一歩近づける!私の上京物語

なんと、少女時代から憧れてやまず、自分に夢を与えてくれた横山千尋さんのお店『バール・デル・ソーレ』に内定をもらい、来年の春から晴れて上京することが決まったという長谷川さん。ひたすらに自分の中で温めてきた憧れの気持ち、そしてそれを実現するためにご両親に頭を下げた進路選択、膨大な飲食業界の勉強の努力が報われる日がついにきました。

ーついに上京、今の心境は?

長谷川:とても楽しみです!地元をはなれる淋しさよりも、今は楽しみな気持ちのほうが大きいです。もちろん地元新潟はとても好きで、他県からもっと来て欲しいなと思っています。お米のイメージが強いかもしれませんが、もっと色々あるということを知ってもらいたいです。

ー 上京後の目標を教えて下さい。

長谷川:まずは一流を目指して現場でひたすら学ぶことです。地元に戻るのは・・・今のところあまり考えたことは無いですが、まずはずっと目指してきたバリスタの道を突き進んで行きたいと思っています。本場イタリアのバールにも行きたいと思っていて、来年行くつもりです。内定を取ったことで本格的に応援してくれるようになった両親は、そうですね・・・3年後くらいにお店(職場)に招待できたら。

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写真:「学生レストラン」で提供されたブレンドコーヒーは、バリスタの専門知識と技術を学んだ生徒さん達が淹れたもの。芳醇な香りが後を引く美味しさ、これで200円は破格。

穏やかでひとつひとつの言葉選びがとても丁寧な長谷川さん。それは単に“おっとりした人柄”なのではなく、自分の中に秘めた想いや夢を守り続けてきた人がもつ、独特の雰囲気だと感じました。

インタビューでうかがった強さの秘訣について
『夢を持つこと。それが強さの秘訣です。』と応えてくれた長谷川さん。
まっすぐで芯が強い長谷川さんの、きれいな瞳に心打たれた瞬間でした。

バリスタの巨匠横山氏が手掛けるイタリアンが新潟に!

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出典:gnavi.co.jp

『Neve della Luna(ネーベ・デラ・ルーナ)』

日本におけるバリスタの第一人者として知られる巨匠、横山千尋氏が手掛ける本格イタリアンが、なんと新潟にオープンしたというから驚きです。横山氏の地方カフェ文化を強化する姿勢が見えるなんとも喜ばしい出店です。同店は絶品イタリアンを味わえることはもちろん、カプチーノやエスプレッソを堪能できる超本格派的なイタリアンバールです。ランチ利用はもちろん、バンコ(カウンター)で香り高い至福のひとときを堪能してみてはいかがでしょうか。

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出典:gnavi.co.jp

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出典:gnavi.co.jp

Neve della Luna(ネーベ・デラ・ルーナ)

住所:新潟県新潟市中央区弁天1-13-1 COMOビル
電話番号:025-383-8887
営業時間:11:00~23:00
定休日:日曜日
URL:http://r.gnavi.co.jp/5ttwf2fw0000/

創立50年という歴史と実績

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出典:ncts.ac.jp

学校法人新潟調理師専門学校は創立50年の新潟で最も古い調理・製菓の専門学校です。現在、約200名の生徒さんたちが食のプロフェッショナルを目指して学んでいます。そしてこの“食のプロフェッショナル”を育成する同校では、これまでに8000人もの卒業生を送り出し飲食業界で活躍しています。

たとえば、今年11月に念願の銀座進出を果たした「燕三条イタリアン Bit」のオーナーシェフ秋山さんや、この「新潟永住計画」でも絶品の肉寿司が食べられるお店としてご紹介した新潟市けやき通りの人気店「和食居酒屋 風花」のオーナーシェフ長吉さんも同校の卒業生です。ほかにも割烹やイタリアン、洋菓子店など幅広い分野で県内外で活躍しています。

【究極のTKG】燕三条イタリアンBitの黒トリュフ舞うTKGが豪華すぎてけしからん!

【和食酒場 風花】新メニュー 黒毛和牛の「肉寿司」が好評!肉の連鎖から抜け出せない!

食材の宝庫でもあり、独自の食文化が根付いている新潟で生まれ育った彼らが、県内外そして世界で活躍する日が楽しみになる!応援したい!素直にそう思える1日でした。

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学校法人 新潟調理師専門学校

住所:新潟市中央区東幸町8-8
電話番号:025-244-2161
学生レストラン:〜12月3日(日)にて終了
URL:http://www.ncts.ac.jp

予約でいっぱい!新潟調理師専門学校の『学生レストラン』が超本格的だった

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