若者の間で日本酒がキテるってホント?新潟でも日本酒革命が始まった!

日本酒の年間消費量や蔵元数No.1を誇る新潟県。しかし「これからを背負ってゆく若者のあいだで、日本酒が”飲まれなくなってきている”」だなんて話をよく耳にしますね!これはかなり良からぬ事態…。でも大丈夫、新潟清酒業界では大革命が始まっています!

若者は日本酒を飲んでいる?いない?

新潟県といったら日本酒

年間消費量や蔵元数は日本一を誇り、県の特産品としても象徴づけられている日本酒事情は気になるところですね。たくさんの人に愛飲されてほしい…だなんて切望の片隅で、危機が迫りつつあるような話題を耳にします。

「これからを背負ってゆく若者のあいだで、日本酒が”飲まれなくなってきている”」

それって実際どうなのでしょうか。

日本酒消費量は曇天模様…。

年度別日本酒消費量の推移

平成25年調べの「年度別日本酒消費量の推移」によると、たしかに日本酒の消費量は年々減少傾向にあるといえます。しかも平成25年度は、最盛期である昭和50年度の約1/3であるという落ち込み具合。

「三蔵酒などの低質な酒が、臭い・まずい・悪酔いをするなどの悪いイメージを植えつけてしまった」ってわけです…。

若者のアルコール離れ?

飲み会

アルコールの味に慣れていない現代の若者にとって、お酒というものは、ジュース的な感覚で気軽にかつごくごくと飲めるものであるという認識があります。

それに対して日本酒は少しずつ口に含んで飲むもの。
アルコール度数も高くて飲みづらく、味が複雑でとっつきにくい印象をもたせてしまいます。

その結果、消費の中心を担っている若者が日本酒を飲んでくれないという状態が発生しているんです。

10年間で74件の蔵元が倒産!?

2011年のデータによると、2002年から2011年の10年間で74社の蔵元が倒産したのだそうです。

リーマン・ショックの起きた2008年には、1年で12社のメーカーが倒産しています。

主な日本酒メーカー695社のうち、49%にあたる341社で、10年間で売上高が30%以上減収しているというデータもあります。

 「日本酒」メーカーの倒産は、2002年から2011年の10年間で74社発生し、そのうち7割以上を業歴100年超の老舗企業が占めた。
出典:tsr-net.co.jp

ところがどっこい!日本酒の未来は明るい?

ここまで日本酒の消費量の低迷と、若者の日本酒離れが大きく取り上げられてきましたが、実際の声に耳を傾けてみると意外な事実も浮かんできました。

なかなかの日本酒志向。

乾杯

20代~50代の男女3,000名(男性1,500名・女性1,500名)を調査対象とした「日本酒に関する意識調査2013」では、今後の日本酒の飲用量について「今後日本酒を飲む量が増える」と回答した人が全体で23.0%。そのうち女性は26.3%と男性の19.8%を大きく上回っているんです。

年代別でみると20代で40.5%、30代で26.5%、40代で13.5%、50代で11.5%が「増える」と回答。20~30代の平均はなんと、40~50代の平均の2.68倍!驚きですよね。

つまりは日本酒がすきな若者がふえつつある!

若者の日本酒離れと言われているようでしたが、このような統計や一般の声から読み取られるように、実際のところそこまで悪い状態ではないなということがわかりますね。

新潟の日本酒業界!今これがキテる!

スパークリングタイプの日本酒がキテる!

日本酒に関する意識調査2013」によると、女性や20~30代の若者のあいだで「スパークリングタイプ」の日本酒が今後飲みたいお酒として大きく評価されています。

日常的に飲んでいる人はまだまだ少数でありますが、全体の64.1%が「飲んでみたい・やや飲んでみたい」と回答!

目指すは日本酒がウェルカムドリンクや乾杯酒になること。

もっとお気軽に、もっと手に取りやすく…スパークリングタイプがメジャーになればこれからはいろいろな場面で日本酒が登場するようになるのではないでしょうか!

ワイングラスで飲みたい日本酒アワードがキテる!

ワイングラスで飲みたい日本酒アワードをご存知でしょうか?

2011年から開始した日本最大規模の日本酒コンテストで、日本全国から約200蔵から300点以上ある応募の中から、専門家によるブラインドテストによって受賞が決まります。

ワイングラスはその形状から、日本の伝統的な酒器ではつかみきれなかった繊細な香りまでも感じさせてくれます。また、底面まで見えるグラス形状により、微妙な色付きや粘性をも感じられるようになったのです。同じ日本酒を猪口からワイングラスに移しただけでも、誰もが違いを感じられるほど味わいが変わります。日本酒の持つ香りがこんなにも品があり、良いものだったことを初めて知った日本人も多く、今後の広がりが期待されます。
出典:finesakeawards.jp

フルーティーで初心者にも飲みやすい日本酒が選出されることが多く、若い女性におすすめなんです!

新潟からも多くの銘柄が受賞しています!

変わり種!?新しいコンセプトの日本酒がキテる!

様々なコンセプトで作られた今までにない日本酒がたくさん生み出されています!今熱いジャンルです!

お肉に合う日本酒

海外向けに作られたCOWBOY YAMAHAI。塩川酒蔵の山廃純米吟醸原酒です。

「お肉に合う日本酒」をコンセプトに製造された日本酒。これまでの日本酒には珍しいしっかりとした酸味と、やや高めのアルコール度が、肉の脂分をきれいに洗い流してくれます。

ワイン酵母で仕込んだ日本酒

「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」

ワイン酵母を使用した純米吟醸酒で、まるでデザートワインのようなふくよかで、フルーティーな女性におすすめの日本酒です!

淡麗辛口が基本の新潟では珍しい、日本酒度が「−54」という極甘口のお酒です。

チョコレートに合う日本酒

フランスの世界的ショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァン氏に、チョコレートに最も合う日本酒と評価された純米原酒「カワセミの旅」。こちらも、日本酒度「-30」という、デザートワインのような甘口のお酒。

ジャン=ポール・エヴァン氏おすすめの飲み方は、

  1. まずお酒を飲み、香りを口の中に広げる。
  2. 飲み終えた余韻があるところでショコラを口にする。
  3. お酒とチョコレート双方のアロマが引き立てあうのを感じる。

というもの。

お酒とショコラは同時に含まず、口の中で混ざらないようにする事で、双方引き立て合い、「素晴らしいマリアージュを体感」する事ができるとのことです。

かわいいパッケージの日本酒がキテる!

海外のデザイン賞を総なめ「錦鯉」

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出典:imayotsukasa.com

今代司酒蔵「錦鯉」のデザインは、グラフィックデザイナーの小玉 文(コダマ アヤ)さんによるもの。

日本のグッドデザイン賞を始め、ベルギーに拠点を置く世界最大級のパッケージデザインのアワード「Pentawards」プラチナ(部門最高賞)、世界3大広告・クリエイティブ賞とされる「カンヌライオンズ」および「ワンショウ」の両賞など、10を超える世界的なデザインアワードを総なめ。

日本の魅力を錦鯉と日本酒のコラボレーションで世界に発信しています。

「大地の芸術祭」とのコラボで生まれた祝酒

天神囃子アートボトル
出典:tsumari-shop.jp

魚沼酒造 特別本醸造「天神囃子」 アートボトル 。

大地の芸術祭のデザインプロジェクトの一環で制作され、世界最高峰のデザイン賞「A&ADアワード」に入賞しました。

中に入っているお酒は、十日町の祝いのときに歌われる「天神囃子」から名前を取った特別本醸造。2009年春季全国酒類コンクール・本醸造部門で全国1位となったお酒です。

コンパクトに始める新しいお酒のカタチ

ひと飲み酒
出典:omotenashinippon.jp

老舗酒蔵の若女将が開発した、宝山酒蔵「ひと飲み酒」
大きいビンは保管が大変。飲みきれないかもしれない。色んな種類のお酒をちょっとずつ飲んでみたい。という女性視点で、作られたお酒です。

日本酒の種類も全7種類と豊富に取りそろえ、日本酒ビギナーの方やギフトにも最適。冷蔵庫に入るのも嬉しいです。

OMOTENASHI Seleciton 2016 で、金賞を受賞しました。

『にいがた酒の陣』がキテる!

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2004年から毎年3月に開催されているビッグイベント!『にいがた酒の陣』!

新潟県内約90の蔵元が一堂に介し、500種類もの新潟の地酒を飲み歩ける人気企画には例年10万人以上の来場者を記録しています。

入場チケットの購入と引き換えに専用のおちょこが配布され、新潟中のありとあらゆる銘柄の日本酒を無限に試飲できる神イベントなんです!

なかでも意外なのが、会場内に垣間見える若者グループの姿!実際に来場した方も驚きの声をあげています!

イベントに参加していちばん驚いたのは集まってる来客の若者の人数でした!
日本酒ときいて想像するのは、わたしをはじめとする“おっさんのお酒”のイメージがわくと思いますが
若者が非常に多く、巷でささやかれている「最近の若者は酒を飲まない」というのはガセネタなのではないか…と思ったくらいです。
新潟の若者は酒飲んでるんだぜ!
出典:b-65536.com

思っていたイメージと違い、会場内を行き交う若者たちや女性の多いこと!!
もっと年配の男性が中心になっていると思っていましたが、日本酒の文化は確実に次の世代へと受け継がれているのかもしれません。
出典:sake-komaki.com

また、新成人は割引された金額で日本酒を飲めるなど、若者への日本酒定着にたいへん熱心だということがうかがえます。厳しい冬の寒さのなかで発酵させた新潟の『淡麗辛口』のお酒は、雑味のないあっさりとした味わい。それが若者にとって比較的飲みやすいと感じさせるのかもしれません。

日本酒を飲んでみたい若者!

酒好きな若者!

友達や同僚を引きつれて、古今無双の日本酒合戦『にいがた酒の陣』へ出陣してみてはいかがでしょうか!

『にいがた酒の陣公式サイト』はこちら

まとめ・日本酒に、革命を。

調べてみた結果、たしかにいままでの日本酒の立ち位置としては、オヤジ臭いだとか、高価だとか、気軽には飲めないものだとか、若者にとって特に手を出しにくいところにありました。

アルコール度数は高いし、独特な味わいが苦手だということで、若者世代のあいだでは好まれていないような印象をもっていましたが…、実際のところはそんなこともなかった!

お酒好きな若者は今、日本酒を飲みます!

またスパークリングタイプや、新たなコンセプトの日本酒が次々に登場するなど、もっとライトな感覚で楽しめるお酒への大きなイメージ転換を目指す時期にも差し掛かっています。

筆書きされた格式高そうなこれまでのパッケージデザインを、おしゃれで現代風なものに変更するなど、さまざまな工夫も伺えます。

海外からの注目も高まっている新潟の清酒業界!今、日本酒がキテます!

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