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目次
燕三条ってどんなところ?
燕三条は、新潟県のほぼ中心「県央地区」に位置する、刃物・金物や洋食器の生産が盛んなエリア。
燕三条市という地名はなく、燕市と三条市を合わせた呼称です。
もともと、燕は職人の街で、三条は商業の街でした。
そのため、燕市で生産された金物や洋食器も三条商人によって広げられていき、現在のような「ものづくりのまち燕三条」のイメージが浸透していきました。
燕三条といえば背脂がたっぷり乗った「燕三条系ラーメン」が有名ですが、
これも職人さんの好みに合わせた出前によって作られたもの。
燕三条は職人さんと共に歩んできた街といっても過言ではないでしょう。
また、最近では日曜劇場「下町ロケット」のロケ地となったのも記憶に新しいのではないでしょうか?
「下町ロケット」見た。燕市の見慣れた風景たくさん出てきた。116号線、越後線の跨線橋、某避難ハシゴ会社のタワーも映ってた。燕三条駅もでたぞ。
— ラーメン大好きKAIZUMAN (@KAIZUMAN1) 2018年10月28日
ダンボールのトラクターだよ😆
新潟県燕市で『下町ロケット』
の大型ロケをしてます
道の駅 燕三条地場産センター
にて展示されているのだ😁大きなナイフとフォーク😳 pic.twitter.com/rRbhjJ99Sw
— わっくん (@wakdonaldo) 2018年11月23日
続々と集めている下町ロケットシリーズ🚀
佃製作所スプーン・ストロー☆
なんだかもっと欲しくなった
アイス食べたーい#下町ロケット pic.twitter.com/ZjFG8ft0XK— はる花 (@moonblanco) 2018年10月25日
また、平成25年度から、産地イベント「燕三条 工場の祭典」が行われており、新潟県燕三条地域の多くの工場が一斉に工場を開放し、工場でのものづくりの工程を見学・体験できるイベントとして、全国的にも注目を集めています。
今、まさに盛り上がっている地域です!
燕三条の金属加工の歴史
世界的にも知名度を上げている燕三条の金属加工の歴史は江戸時代まで遡ります。
江戸時代、水害の多発する燕三条では新田の開発が難しいため、代わりに釘づくりを始め、
農家の副業として広めたのがこの地域での和釘づくりの始まりとされています。
このように、和釘を契機に江戸時代から現在まで金属加工で発展してきました。
そんな江戸時代から続く燕三条のモノづくり。
現在、どんなところで活躍しているかというと・・・
- ノーベル平和賞晩餐会のカトラリー(食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどの総称)
- 世界規模の知名度を誇る新潟発アウトドアブランド、スノーピークの携帯用の箸
- Apple社製品部品の金型
などなど、江戸時代から培われてきた金属加工技術が、日本のみならず世界中から素晴らしい評価を受けていることからも、燕三条の金物は高水準高品質であると言われているのです。
燕三条のおすすめ金物製品9選!
世界的評価を受ける燕三条の金物製品。その中からおすすめの製品をいくつか紹介します!
「サクライ」のカトラリー
1946年に燕市で創業した老舗カトラリーメーカー「サクライ」。
その当時から製造しているカトラリーは主に飲食店やホテルに提供しており、長きにわたって日本の洋食文化を支えてきた存在です。
オリジナルのデザインにこだわっており、燕市物産デザインコンクールでは4年連続で経済産業大臣賞受賞という実績も残しています。
フレンチの神様とも称される”ジョエル・ロブション”や工業デザイナーの”山田耕民”との共同開発を行ったコラボ商品も有名です。
燕市のカトラリーメーカー、サクライさんです。
傷が付きにくいカトラリーのPVをぜひご覧ください。 http://t.co/luRHJIluRF— くらちゃん (@kurachan959) 2013年5月8日
独自の研磨技術により磨き上げられたステンレス製のカトラリーは何年使っても傷がつかないと評判です。
Nickさんの投稿で知ったサクライの20-20ステンレスのカトラリーを最近使っているのだけど、確かにとても良いなー。口にふくんでも、金気がまったくしない。あと、ステーキナイフが軽くて、切れ味がすごい。
— Matsuda Hajime (@mazda_h) 2018年6月24日
使い心地も抜群のようですね!
贈り物にもぴったりです。
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小林工業が手掛ける国内トップブランドカトラリー「LUCKYWOOD」
1868年(明治元年)に燕市で創業した老舗カトラリーメーカー「小林工業」。
当初は矢立てや灰ならし等の家庭用金物を製造する鍛冶工房としてスタートしました。カトラリーの生産を開始したのが1915年(大正4年)、そして1947年(昭和22年)に「LUCKYWOOD」をカトラリーの商標として制定しました。
早くからオリジナルデザインの開発に務めており、その中でも1959年(昭和34年)に発表したNo.1100「デラックス」シリーズが「LUCKYWOOD」で初めてグッドデザイン賞を獲得!それから現在に至るまで70点以上の製品がグッドデザイン賞を獲得しているというから驚き!
さらに機能性の評価も高く、名立たる高級レストランでも利用されています!
製品の特長は劣化しにくく長く使えること!高品質なステンレスを職人が丁寧に磨いてるからこそ生み出されたものなのです!
また、左利きの方も使いやすいように、すべてのアイテムが左右対称シンメトリーデザインになっています。
贈答品にもってこいの逸品です!
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「96[KURO]」の金属食器
黒染め加工品を扱う株式会社テーエムから新たに出た自社ブランド「96[KURO]」。
ステンレスの黒染めは全国的にも珍しく、また難しいとされています。
そんな黒染め技術を、テーエムでは50年以上培ってきました。
そんなテーエムが得意とする「黒染め」は、塗装とは違い、金属そのものを変色する技術。
そのため、「口に入れても大丈夫」という特徴があります。
料理を乗せる食器は、体に影響がないものが嬉しいですよね。
なにより、黒いお皿に料理がすごく引き立ちます。
普段の料理がより美味しく見えます。
そしてなんと、このお皿落としても割れないんです!!
焼き物やガラスと違ってステンレスを素材にしているからこそさせる技です。
お子さんがいるご家庭でも安心して使えるのではないでしょうか?
また同社からはもう一つ、黒染めステンレスのブランド「玄」があります。
こちらは「96」同様黒染めステンレスの製品ですが、グラスがメインのブランドです!「96」のお皿とともに食卓を彩ること間違いなしです!
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「磨き屋シンジケート」のタンブラー
磨き屋シンジケートは金属研磨のスペシャリストの集団です。
金属加工の歴史が深い燕市。
しかし、1990年台になって出始めた中国等の大量生産による安価な金属加工品によって
金属研磨産業が衰退しかけていた時代もありました。
そこで、職人ひとりひとりの手による「磨きの技術」を商品とすることにしたことが磨き屋シンジケートのはじまりです。
今では、金属磨きならなんでも承る「磨きのプロ集団」として、活動しています。
その磨きの技術は世界一。
皆さんご存知、あのApple社のiPodの背面磨きを請け負っているほどです。
そんな磨き屋シンジケートが出すオリジナルブランドで人気なのがタンブラー。
カップ内面を磨き込むことによりクリーミーな泡が立ち、ビール本来の旨みを引き出します。
また、口元はカールしてあり、心地よい口ざわり。
泡持ちがよく、ビールを最後までおいしく飲めます。
ビール好きの方は是非使っていただきたい一品です。
「藤次郎」の包丁
出典:tojiro.shop
プロの料理人の方が愛用している藤次郎の包丁。
藤次郎が得意とするのは、新潟県燕市の地域性を活かした「抜き刃物」の技術です。
抜き刃物は、金属板から金型で打ち抜いて成形を行うため、安定した品質と効率良い生産性を叶えています。
そんな藤次郎の包丁は海外からの支持もあり、世界50カ国に販路を持っています。
#藤次郎
切れ味抜群と言われる藤次郎の包丁。これ、凄過ぎでした。切るというか既に切れているという感じ!?今の包丁は10年以上前に錆びて使えなくなって放置されていたやつを弘法筆を選ばずの精神で研ぎ直して使っていましたが、今回の包丁を使って筆を選ぶの精神になりそうです。 pic.twitter.com/njy1b9mYjq— 零 (@million_rei) 2018年3月25日
藤次郎は、創業当時から「最高の切れ味」にこだわり続けています。
一度実感してみたくないですか??
ちなみに、研ぎ直しや修理のサービスもあって安心して長く使うことができます。
名前を入れていただくこともできるので、料理好きな方へのプレゼントにすると喜ばれること間違いなし!
SUWADAの爪切り
出典:suwada.co.jp
諏訪田製作所が作るSUWADA爪切り。
関東大震災(1923年)後の住宅復興需要に合わせて大工職人の為に、鉄を斬る和工具である「喰切」を製造したのが始まりです。
刃物の中でも、両側の刃がぴったりと合わさって対象を切るという刃物に特化しています。
今回、SAWADAの作っているペット用の爪切りを使ってみた。いままでもプロが使う爪切りだったんだけど、ギロチンタイプ。今回のはヨーロッパでよくみかけるカーブがついたペンチみたいなニッパータイプ。いやぁ、さすが切れ味はいいわ。
— mana (@mojyazou) 2010年4月4日
昔から爪切りはSAWADAのものを使っています。これは二代目。切れ味バツグンw。 http://twitpic.com/47tu8r
— 野田雪文@リハビリ開始 (@yukifumi_noda) 2011年3月9日
数々の賞も受賞し、今ではプロのネイリストや病院関係者に愛用者が多いSUWADAの爪切り。
特長は他とは一線を画した切れ味 です。
ふたつの刃がつめをはさむようにして切るので、つめが飛び散らずそのまま本体に自然と落ちてきます。
爪切りのときに爪が飛ぶことがないなんて驚きです。
また、切った時点で既に断面が丸いのでやすりいらず!!
つめの形に刃がカーブしているので、巻きづめや変形したつめの手入れも可能です。
誰もがずっと使うものだからこそ、一度こだわって買ってみるのも、プレゼントにするもの良いですね。
「mgn(エム・ジー・エヌ)」の金属製名刺入れ
出典:mgn.jpn.com
親会社である武田金型製作所が製作した自社ブランド「mgn(エム・ジー・エヌ)」の金属製名刺入れ。
武田製作所は様々な製品をプレス成形する金型を設計・製作してきました。
長年培ってきた技術が認められ、世界的なPCメーカーから発売された製品の金型づくりに参加したことをきっかけに、
大きな自信となって金型技術の魅力を凝縮した自社ブランド「mgn」が生まれたそうです。
櫻井さんお越しいただきありがとうございました。結局あれだけロケ当日触って喜んでくださっていた名刺入れは出ずじまい笑 いちおうこの金属にかかれたロゴ「mgn」の意味はコレです↓https://t.co/kuwr7XvL1k pic.twitter.com/CaAMSxry0J
— タケダオサミ (@magoo_takeda) 2016年9月17日
そんな技術力の高さが注目され、2016年に、「嵐にしやがれ」でも特集されました。
そんなmgn(エム・ジー・エヌ)の名刺入れの特長は、
金属なのに驚くほど軽いこと。
マグネシウム合金製名刺入れは16g。
だいたいお寿司のシャリと一緒くらいです。笑
素敵なmgn名刺入れデビュー
来年からがんばるぞい! pic.twitter.com/MQjdRZUwUg— カラム (@CallumHasegawa) 2015年12月29日
さっきのmgnって金属製名刺入れのブランドなのね。ちょっと男心をくすぐるプロダクトばっかだよね。 https://t.co/mrOb9RjC1c
— sttts (@s_tomokazu) 2016年3月13日
内ポケットに入れてもジャケットのシルエットを崩さない、スマートなデザインで実用的です。
名刺入れって革のイメージが強いですよね。
他の人と違うもので、自分のこだわりを持ちたい方にオススメ。
仕事も自分の芯を持って取り組めそう。
これから社会人になる男性への贈り物にもぴったりです。
「サントク」のホーロー鍋「UNILLY」
生活者目線で使いやすさを追求した鋳物ホーロー鍋です。
完成まで約2年。約200回もの試作を繰り返されたそうです。
こうして完成したのが世界一軽いと評判の、鋳物ホーロー鍋「UNILLOY キャセロール」。
重くないため洗い物や出し入れがとても楽。
厚さ2ミリで従来品より45%も軽くなっています。デザインもよく考えられており、扱いやすさも抜群です。
大岩彫金の「木の葉の箸置き」
燕市で45年以上手彫り彫金を手がけている「大岩彫金」。
代表の大岩信夫さんは新潟県央地域で高度熟練技術者として、技術・技能の継承、地場産業の振興に貢献する活動を行う「にいがた県央マイスター」に認定されています!
今回紹介する「木の葉の箸置き」は、一枚の純銅製の板から作られており、全18工程すべて手仕事で制作しています。葉脈を彫った銅板を葉型に切り出し、鎚起銅器の要領で金槌を叩きながら繊細な模様を表現しています。
また純銅製なので使い込むほどに風合いが増し、変化を楽しみながら長年ご愛用できる箸置きなのです!
その技術力の高さから、2012年全国推奨観光土産品審査会「工芸の部」で経済産業大臣賞を受賞しました。
まるで本物の木の葉のような箸置き。ちょっとしたお土産におすすめです!
新潟直送計画で販売中!
最後に
いかがでしょうか?
燕三条の金物はどれも上質で長く使えるものばかりです。
長く使えば使うほど愛着も湧いてきますよね。
贈り物だけでなく、自分のステータスとして買うのも素敵ではないでしょうか?
ぜひ一度、皆さまも世界的に有名な日本のモノづくりに触れてみては?
※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。