「出陣餅」と「信玄餅」の違いはアレだった!?一見そっくりな銘菓同士、今日からハッキリ区別できます!

もっちもちのお餅に、きな粉をまぶし、黒蜜をかけて食べる「出陣餅」。上越市にあるかなざわ総本舗の出陣餅は長きにわたって愛される、上越を代表する銘菓です。しかし、ご存知のとおり、山梨県の銘菓・桔梗屋の「桔梗信玄餅」や金精軒の「信玄餅」はその見た目も食べ方も「出陣餅」とそっくり。謙信公をしのんで作られた「出陣餅」と信玄公の名前をもらった「桔梗信玄餅」「信玄餅」の時代を超えた不思議な関係。今回は、実は似て非なる出陣餅と桔梗信玄餅・信玄餅を取り上げました!

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※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

そっくりな「出陣餅」と「桔梗信玄餅」・「信玄餅」

新潟県内にお住まいの方、新潟県の出身者には馴染み深い「出陣餅」

お土産コーナーやスーパーでもよく見かけますし、手土産なんかでいただくこともありますよね!

風呂敷みたいにくるまれてお行儀よく並んでいる姿が可愛らしい♪

モチモチのお餅にきな粉と黒蜜をかけていただく大人気の上越の銘菓!
年間になんと100万個以上も売り上げる盛況ぶりです。

「出陣餅」を作っているのはかなざわ総本舗です。
お店の詳細は後述させていただきます。

そんな出陣餅とよく似た和菓子が山梨県の銘菓「桔梗信玄餅」や「信玄餅」

こちらもやっぱり風呂敷みたいにラッピングされています。
そして、中身はやっぱりお餅ときな粉で、そこに黒蜜をかけて食べるというスタイル。

「桔梗信玄餅」を作っているのは桔梗屋、「信玄餅」を作っているのは金精軒です。

一見、双子みたいに瓜二つな出陣餅と桔梗信玄餅・信玄餅にも、実ははっきりとした違いがあるんです!

さて、それではどこが違うか見ていきましょう!

「出陣餅」と「桔梗信玄餅」「信玄餅」はココが違う!!

「出陣餅」は新潟、「桔梗信玄餅」「信玄餅」は山梨

「出陣餅」は新潟県上越市の銘菓!

「出陣餅」を作っているのは、新潟県上越市の「かなざわ総本舗」

明治29年の創業以来、100年以上も和菓子を作り続ける老舗です。

『地域の伝統と文化を考え、和菓子の製造販売を通して地域に貢献する』
出典:新潟銘菓・出陣餅 ~かなざわ総本舗~

をモットーに掲げています。
出陣餅以外にも直江兼続にあやかった「兼続出陣かぶと」や食べる人の出世を願って謹製される「出世日記」などを製造販売しています。

かなざわ総本舗は、地域の歴史や文化をお菓子を通じて大切に守っています。
そして、お菓子を口に運ぶお客様のことを第一に据えたお菓子作りをしているのですね!

これは愛されるわけです!

かなざわ総本舗 稲田本店

住所:〒943-0154 新潟県上越市稲田4丁目11-5
電話番号:025-525-8000
営業時間:9:00~16:30
定休日:水曜日・日曜日
URL:かなざわ総本舗 公式サイト

「桔梗信玄餅」「信玄餅」は山梨県の銘菓!

一方、「桔梗信玄餅」は山梨県甲府市の「桔梗屋」が作っています。
また、「信玄餅」を作っているのは山梨県北杜市の「金精軒」。

「信玄餅」という名前は、実は金精軒の商品を指す商標だってご存知でしたか?

桔梗屋の「桔梗信玄餅」は、山梨県内はもちろん、県外でも目にする機会が多いですよね!
いろんなお菓子とコラボして、高速道路のサービスエリアや道の駅などでも販売しています。

桔梗信玄餅アイスも話題になりましたよね。

https://twitter.com/ahirusuki0609/status/1058728020867858433

金精軒は「幻の和菓子」とも言われる「水信玄餅」が大人気。

透き通るような見た目の美しさに独特の食感・味わいは絶品◎
整理券を配布して販売が行われるほど好評を博しています!

桔梗屋 甲府本店

住所:〒400-0867 山梨県甲府市青沼1丁目1−3−11
電話番号:055-233-8800
営業時間:9:00~18:30
URL:桔梗屋 公式サイト

金精軒 台ケ原本店

住所:〒408-0312 山梨県北杜市白州町台ヶ原2211番地
電話番号:0551-35-2246
営業時間:9:00~18:00
定休日:木曜日
URL:金精軒 公式サイト

銘菓の名称や起源はその土地の有名武将

上杉謙信の逸話にちなんだ出陣餅

出陣餅誕生のきっかけは、当時の常連客の一言。
「選挙出陣の前にお菓子を包んでほしい」

この頼みから、”出陣“というキーワードのお菓子作りがスタート。

上越に伝わる「川渡餅(かわたりもち)」の文化を参考にして出陣餅ができました。

「川渡餅」とは、厄除けの風習です。
やや小ぶりのあんころ餅を、餅同士くっつかないようにアルミカップなどに入れて1つずつ並べ、12月1日に食べるというもの。

さらに、上越の戦国武将「上杉謙信」の逸話も銘菓誕生に一役買っています。

それは、「謙信が決戦を前に、将兵に餅をふるまって元気づけ、大いに奮い立たせた」というもの。
出陣餅には、上越ゆかりの英雄上杉謙信公をしのぶ意味も込められています。

馴染み深い謙信公にあやかったこともあり、上越地域はもとより新潟県下において親しまれるお菓子になりました。

「信玄餅」「桔梗信玄餅」はその名のとおり武田信玄が由来

「信玄餅」「桔梗信玄餅」は、戦国時代全国に名を轟かせた山梨の名将「武田信玄」から名付けられました。
上杉謙信と激戦を繰り広げたことでも有名。

また、この二人の武将のエピソードは「敵に塩を送る」の語源となりました。

信玄は出陣する際に、非常食として砂糖入りの餅を携行したと言われています。

また、山梨にはお盆に安倍川餅を食べる風習が。

信玄のお餅に関する言い伝えと、山梨に伝わるお餅の文化が融合して「信玄餅」「桔梗信玄餅」が起こったとされています。

発祥はどっちが先なの?

出陣餅の販売開始は1969年のこと

当時の常連客の一言から開発が始まった出陣餅。

販売が開始されたのは1969年のことです。

上杉謙信のエピソードにちなんだ商品は人気を博し、上越を代表するお菓子に。

昨今は年間100万個以上の売り上げを誇り、県内だけでなく県外にも市場を拡大中です。

「桔梗信玄餅」は1968年、「信玄餅」は1972年

金精軒の「信玄餅」が発売されたのは1972年のこと。
初めは、安倍川餅のような大きな砂糖入りの切り餅に、きな粉をまぶし、黒蜜をつけて販売されていました。


出典:kinseiken.co.jp

現在、金精軒ではこの元来の信玄餅を「極上生信玄餅」として販売しています。

金精軒の「信玄餅」が土産物として知名度を上げたのは、個包装になってから!

一方の桔梗屋は金精軒よりも早い1968年に「信玄餅」を発売。
やがて、金精軒の商品との混同を避けるために「信玄餅」から「桔梗信玄餅」へ名称変更しました。

こうして出陣餅販売開始より若干早く、山梨銘菓として歩み始めたのです!

味の違いはお餅にあり!

よもぎ餅の「出陣餅」

出陣餅で使われているのは、香り高い「よもぎ餅」
たっぷりのきな粉で見えにくいのですが、実はほんのり緑色なんですよ!

使っているもち米は上越産のもち米「こがねもち」100%!
もち米の王様とも呼ばれ、最高級品種と名高いあの「こがねもち」なんです◎

かなざわ総本舗ではもち米を一度製粉して、それからお餅に仕上げるという製法を採用しています。
こうすることで、「出陣餅」の、あの滑らかな舌触りが実現するのです!

「信玄餅」「桔梗信玄餅」は白いお餅

よもぎ餅の「出陣餅」に対して、「信玄餅」「桔梗信玄餅」のは普通の白いお餅。

だから、お餅本来の美味しさと、きな粉や黒蜜の素材そのものの風味が楽しめます。

金精軒では、お餅の味を活かすために日持ちさせる加工をできるだけ抑えるなど、こだわりの製法を貫いています。
桔梗屋でも、美味しさのためには手間を惜しまず、黒蜜の食感にまで気を配り、手作りにこだわっています。

全国どこでも新潟銘菓が楽しめます!

ここまで「出陣餅」と「信玄餅」「桔梗信玄餅」の違いを見てきました。

2つの味の違いはよもぎ餅か白いお餅かというところが大きかったんですね。

黒蜜ときな粉で食べるところや、パッケージや風呂敷包み、有名武将にあやかったところなど、やっぱり共通点も多くありました。

全国的には「信玄餅」や「桔梗信玄餅」の方が有名なのかもしれませんが、「出陣餅」も美味しいですよ!

「出陣餅」と「信玄餅」「桔梗信玄餅」は謙信公と信玄公のように争う必要はありません◎
信玄餅しか食べたことがない人も、この機会に出陣餅をぜひお試しくださいね。

全国どこでも作りたてのおいしさでお届けしています!!

新潟直送計画で販売中!

出陣餅 – 株式会社 かなざわ総本舗

※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

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