※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。
ル・レクチェってなんですか
出典:新潟直送計画
ル・レクチェは、明治36年頃にフランス(オルレアン)から新潟県に来ました。
西洋梨の中でも特に病気などに掛かりやすく、その上、収穫後に厳密な温度管理下で、『40日~60日』ほど追熟させなければ食べられない非常に手間のかかる果実。近年ではフランスでもほぼ栽培されていません。
梨というと、シャリシャリっとした爽やかな食感をイメージしますが、ル・レクチェはまったく別物。メルティング質と呼ばれる、まったりとしたとろけるような肉質に特徴があります。
果肉の柔らかさもあって、非常に傷みやすく、かつては流通過程で半分ほどダメになってしまうこともあったとか。それを、新潟の農家達が研究会を立ち上げ、徐々に流通量を増やしてきました。
近年では「幻の洋梨」、「西洋梨の貴婦人」、「妖艶の果実」などとも呼ばれ、注目度が徐々に高まっています。
出典:新潟直送計画
ル・レクチェの特徴
産地
現在、出回っているル・レクチェの殆どは、新潟県産といってもいい程、新潟県は都道府県別生産量、全体の80%程のシェアを占めています。今ではル・レクチェは新潟県の特産果実となっています。
外見
縦長で色鮮やか。追熟すると果皮がブライトイエロー(鮮やかな黄色)に変わります。大きさは350g前後で、果皮は「さび」が少なく、美しい外見です。
食感
緻密な果肉は糖度が高く、メルティング質と言われるザラつきのない柔らかな果肉が特徴。ジューシーでなめらかな食感を持っています。糖度が16%以上で多汁。酸味は少なく、甘味と芳醇な香りが広がります。
収穫時期
10月下旬に収穫しますが、迫熟に1ヶ月ほどかかるため、手に入るのは11~12月頃になります。
栄養価
果糖、ブドウ糖を多く含んでいるため、体や脳の働きを促進すると言われています。また果肉に含まれる豊富な水分は、発熱や頭痛にも効果的。食物繊維が多く便秘改善が期待出来ます。カリウムも多く含まれるため高血圧予防も見込まれています。
出典:新潟直送計画
食べ時の見極めが重要!
常温において、保存して食べごろを見極めます。豊潤な香り漂い、果皮がブライトイエロー(鮮やかな黄色)になってきたら食べ頃の合図。
指で触れてやや柔らかい感触が目安です。
ナイフを入れたときに、ほとんど力を加えずに皮が剥け果汁が滴り落ちるくらいがベストタイミング。冷蔵庫で2~3時間冷やしてから食べると、さらに美味しく頂けます。
新潟の名物、ル レクチェ! ラ・フランスは苦手な自分が、去年初めて食べて驚いた位には美味しい。食べ頃までしばしワクワクしながら待つ(*´ω`*) pic.twitter.com/d8IP8mBj5N
— スカイ (@nekoskyy) December 4, 2015
一工夫でこんな食べ方も!
果肉が柔らかいので、そのままが一番!
ですが、一工夫でこんなスイーツにも。
最近はこんな商品も
美味しいル・レクチェには生産者さんの努力が
病気が多く、年によって収穫量が不安定。安定的に実を付けられるようになるには、木を植えてから10年は掛かると言われています。
収穫後には温度管理下に置かれたスペースで、40~45日の追熟期間を設ける必要があるル・レクチェ。そのため管理が非常に難しく、数年前は半分以上が痛んで、出荷出来ない時期が続いたそうです。
今、この甘~い果肉を味わえるのは、新潟の農家の皆さんが 研究に研究を重ねた結果なんです。
そう考えると、本場フランスでさえお手上げだったル・レクチェを、胸を張って贈答用に出来るって、しびれませんか?農家さんの熱い仕事ぶりは新潟県民の誇りです。
ル・レクチェは、お歳暮シーズンにあたる12月が最盛期です。贈り物におすすめです。
お歳暮の洋梨を新潟の農家に発注した。明治に欧州から苗木を輸入した先人の労力に感謝^^しかし新潟の「ル・レクチェ」も山形の「ラ・フランス」も何故か律儀に冠詞付き。レクチェでイイでわないか!ルレクチェじゃ舌噛みそ~だ。
— きのこ☆ (@kinoko3670) November 7, 2010
新潟直送計画でも販売中!
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