【新潟の伝統野菜】白山朝市場で買える『関屋かぼちゃ』で冬支度

伝統野菜とは古くからその土地の気候風土を利用してつくられた、地域に代々受け継がれてきた野菜です。 新潟県で作られている伝統野菜に、関屋かぼちゃというものがあります。 現在、輸入ものからの影響や、栽培の難しさなどから、手に入りにくい野菜ですが、 西洋かぼちゃにはない、伝統野菜ならではの日本人の口に合う懐かしい味が、今も受け継がれています。

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※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

かぼちゃ

関屋かぼちゃ

新潟県新潟市中央区ならびに西区に、関屋という地名が存在します。

この地を中心に、古くから栽培されてきた伝統野菜「関屋かぼちゃ」をご紹介します。

一時期は、広く新潟県一帯で栽培されてきましたが、西洋かぼちゃの流通により栽培に手間が掛かる関屋かぼちゃの生産は年々、減少していきました。
それ故、今やスーパーでは中々手に入らない、大変希少な品種となっています。  

関屋かぼちゃってどんなの

皮のまだら模様が特徴で、果肉は透明感のある黄色。
包丁がすーっと通っていきます。

大きさは一般的なかぼちゃの大きさですが、雉(きじ)の羽模様のような外見が特徴です。スーパーで見かける他のかぼちゃよりも、ごつごつとしています。

西洋かぼちゃに押されている今、伝統野菜である関屋かぼちゃを育てている農家さんは少ないですが、元来の日本人の口に合う、しっとりとした甘みを求めている方は今も多いです。

肝心の味はどうなの

果肉は粘質で西洋かぼちゃのようなホクホク感はありませんが、あっさりとしていて柔らかいです。しっとり、あっさりとした味は、関屋かぼちゃならでは。

煮物にすると煮崩れしにくく、もっとたりとした甘さが感じられます。

関屋かぼちゃの美味しい食べ方

落ち着いた味なので、ひき肉やすり身などと相性が良いです。

また、関屋かぼちゃは西洋かぼちゃと違い直ぐに火が通るので、味噌汁や煮物料理にも最適です。

かぼちゃであなたも冬支度へ

「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われていますが、それも一理ある名言です。

かぼちゃに含まれるビタミンA(β-カロチン)には、免疫力を上げる効果や、粘膜などの細胞を強くし細菌やウイルスを撃退する効果があると言われています。

冬になるに連れて緑黄色野菜ってなかなか無いですよね。かぼちゃは保存方法によって日もちするので、風邪を引きやすい時期は、是非食べたい野菜です。

希少な「関屋かぼちゃ」が買える場所

今では、なかなか手に入れることが難しい「関屋かぼちゃ」。んー食べてみたい!

そんなあなたに朗報です。新潟県新潟市JR越後線白山駅から徒歩5分。

新潟高校の向いで「白山市場」というものが開催されています。

ここでは、野菜、漬物、花、果物などが売られており、ここでしか買えない珍しい商品も多いです。

関屋かぼちゃもその一つ。

直売市場なので、農家さんに直接、食材の特徴やおすすめの調理方法を聞くことができるのが嬉しいです。

お近くの方はぜひ一度、朝少し早起きをして、白山市場へ行ってみてはいかがでしょうか。食との新しい出会いがあると思います。

風邪を引きやすい時期、伝統野菜関屋かぼちゃでこの冬を乗り切りましょう。

地元中学生が盛り上げてくれとった😭 #白山市場

kansoku_guideさん(@kansoku_guide)が投稿した写真 –

白山市場

住所:新潟市中央区白山浦2-180
開設時間:午前5:00~午前10:00(第1・3火曜日及び、1月1日~5日は休み。GW、お盆は要確認)
主な販売品目:野菜、漬物、花、加工品、鮮魚、塩乾物)
URL:白山市場朝市ブログ

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