※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。
目次
食べるのがもったいない!美しいお野菜グラススイーツ
こんにちは、ライターのざわです。
みなさん寒さに負けず元気にお過ごしでしょうか?
今日は、フォトジェニックでインスタ映え間違いなし、かつ美肌になれるという、魅惑のスイーツの噂を聞きつけたのでご紹介します。
取材日当日、フリーWEBデザイナーでありママ友である星山氏とともに三条まで車を走らせて向かった先は、野菜のグラススイーツで人気急上昇中の『kallwillstore(カルウィルストア)』さん。
店舗名のkallwillstore(カルウィルストア)はkawaii(かわいい)+full(たくさん)+will(決意)=たくさんのかわいいを作っていくお店という思いを込めて創りました!!
多彩な野菜を可愛くおめかしさせて新潟県三条市産の野菜を沢山の方に食べて貰いたいです。
出典:kallwillstore
新幹線の高架下にある三階建ての白くて可愛らしい一軒家。
美容室の白い看板の上に下げられているティファニーブルーの素敵なフラッグが目印です。
センスよくレイアウトされたインフォメーションスペース。
なんともフォトジェニックな空間。
さっそく興奮気味の星山氏。
「え、かわいい!わ、素敵、かわいい!」by星山氏
おちついて。
今回のお目当てはコチラ
こちらはkallwillstore(カルウィルストア)さんの見た目にも美しいグラススイーツたち。
なんと、すべて野菜でできたヘルシースイーツなんです。白砂糖を使わずに、野菜や果物本来の甘みを活かし、甘酒やハチミツ、エリストール(甘味料)などをほんのりプラス。
三条の名産、サツマイモの“越の紅(こしのくれない)”を中心に作られているこのグラススイーツは、原料がお芋なだけに食べごたえも十分。ダイエット中に「どうしても甘いモノが食べたい!」というときにだって心強い味方です。
軽めの朝食代わりにも◎
いったいどんな方がこんな夢の様なスイーツを作っているのでしょうか?
さっそくお話をうかがってみることにします。
オーナー木村さんにインタビュー
野菜のグラススイーツについて
「こんにちは!木村です、よろしくお願いします!」
と、爽やかに出迎えてくださったのはオーナーの木村智(きむら さとる)さん。
製造から販売、PRまですべておひとりでこなしていらっしゃるそうです。
(なんとなくイケメンボーカルデュオ、CHEMI◯TRYのカワバタ君に似てるなあ・・・)
インタビュー場所として3Fへご案内していただきました。
1Fがグラススイーツ、2Fが美容室、3Fがリラクゼーションサロンという、女性がホイホイと吸い込まれそうな建物です。
※この日は3Fのサロンが定休日
(や〜これ、1日過ごせちゃうな〜 スパがあればもう完璧)
ー “野菜をおめかし”という表現がとても印象的ですね。どんな思いが込められていますか?
「え、これってあの野菜なの?」って言うくらい、野菜にさまざまな工夫をして食感や見た目を変えてグラススイーツに使ってます。
相性のいい材料とうまくまぜたり、ていねいに裏ごししたりすることで野菜そのものを食べるよりもうんと食べやすくなるので、手はかかるんですけど、野菜が苦手なお子さんや、上手にダイエットをしたいという女性の方に喜んでいただけてます。
実際に小さなお子さんからご年配の方まで幅広い層に喜んでいただけていて、とてもうれしいです。
おめかしという意味では、当店のグラススイーツは自由にデザインできる点もご好評いただいてます。
お好みのデザインを持ち込んでいただいてもOKですし、「こんな感じの雰囲気で・・・」とオーダーいただいてもお応えできます。ギフトやパーティシーンで一気に華やかになるのでおすすめです。
ホームページでは「ネット限定商品」も購入できます。華やかで繊細な絵柄が美しい!
子供の野菜嫌いを心配する親心
ー このビジュアルだけでも十分売れそうですが、野菜にこだわる理由は何ですか?
地元野菜をスイーツにして販売することで地元PRにつなげたいという想いがあります。あとは、野菜そのものがもつ美味しさやパワーをもっと知ってもらいたいですね。とくに野菜嫌いなお子さんには、その野菜を好きになってくれるキッカケになればと考えていて。
僕にも子供が2人いるんですけど、いつの間にか野菜が嫌いになっていてショックだったし、食育の点でも心配になったことがあったんですよ。この野菜のグラススイーツで起業しようと思った背景には、自分の子供に野菜嫌いを克服してほしいという願いもありました。
嬉しいことに、僕が作ったスイーツを「おいしい!」と言ってくれて食べられる野菜が増えました。
なるほど。
単に見た目が美しいとか、ダイエットに効果的、という理由だけじゃないんですね。
(ひたすら女子ウケを狙っているわけじゃなかったんですね・・・)←こら
確かにカルウィルストアさんのお野菜グラススイーツにはサツマイモのほかに、太字カボチャ、トマト、ほうれん草などたくさんの野菜が使われています。
それらをバナナやリンゴ、季節の果物、ヨーグルトなどの親しみやすい素材とうまく調和させて“おめかし”させてあげる。変身した野菜たちを目を輝かせて食べる子供たちの様子が目に浮かびます。
ていねいに言葉を選んで、まっすぐにお話してくださる姿になんだかジーンとしてしまいました。
「健康で、すくすく元気に育ってほしい」
子供を持つ親として、思うことはわれわれも同じ。それを誰もが思わず笑顔になれるスイーツというカタチで表現できる、役に立てることがとても素晴らしく、羨ましくもありました。
カラダにいいものたっぷり!美肌スイーツ
カルウィルストアさんのグラススイーツは、基本的に全ての商品が自然由来の甘さで、原料には野菜のほかに季節の果物やアーモンドミルク、ココナッツオイルなど美容に良いとされているものをたくさん使っているそうです。
さらに、カロリーをおさえつつクリーミーな食感を出すために話題の水切りヨーグルトを使用するなど、トレンドの素材をとりいれる熱心さ。
メインの野菜もサツマイモなので食物繊維たっぷり!ダイエット中にありがちなお悩みのひとつ、便秘もすっきり解消!
ショーケースのレイアウトにもこだわりがあります。
ひとつひとつの個性と魅力が引き立つような見せ方を。
小さなお子さんやママさんみんなに優しいワケ
うれしいアレルギー対応メニュー
小さなお子さんや離乳食期の赤ちゃんでも食べられるメニューがあるのもカルウィルストアさんの魅力のひとつ。それぞれがペースト状でグラスに注がれているので、飲み込みやすく食べさせる時も手やお洋服が汚れないのが嬉しい。(というママのホンネ)
ママやお友達と同じオヤツが食べられるアレルギーフリーのグラススイーツもあるので、乳や卵などの食品アレルギーを持つお子さんにもオススメできます。
※食品アレルギーをお持ちのお子様や、乳幼児に食べさせる際は原料についてお店に直接ご確認ください。
こちらの『AYA(アヤ)』は卵・乳・小麦・大豆をカットしたアレルゲンフリー。お子さんにも優しいサツマイモと米こうじだけの甘さはママにも安心。
また妊婦さんや授乳期のママさん、産後のダイエットなどで食事や間食に気をつけているママさんにも野菜のグラススイーツはたのもしい存在。メニューによっては軽めの食事に置き換えられるほど食べごたえがあるので、食べ過ぎ防止に役立ってくれますよ◎それに全部たべてもベースが野菜、余計な添加物はつかっていないので罪悪感0(ゼロ)!!
産後のお見舞いやママ友への手土産、バースデープレゼントにも喜ばれそうですね。
器を返すと50円引きに
空になったガラスの器をお店に返却すると、グラススイーツひとつにつき50円お値引きしてくれます。(50円なんて太っ腹!)
ガラスの器の活用法
公式Instagramでもご紹介しているように、カルウィルストアさんのグラスは使いやすいサイズ感なので、こんな風にキャンドルとして再利用するのもかわいいですね。その他にもスティックサラダのディップソースを入れたり、口紅やリップクリームなどちょっとしたメイク道具を入れても◎
同じサイズなのでいくつが揃っていると使いやすさがUPしそうです。
スイーツひとつひとつにつけられた女性の名前にこめた意味
MARIA(マリア)
明るくムードメーカー的な女性
JEANA(ジーナ)
優しくて芯の強い女性
Samantha(サマンサ)
目立つけど、実は恥ずかしがり屋の女性
※期間限定
CHLOE(クロエ)
クールなキャリアウーマン・クロエ
MARNIE(マーニー)
アクティブなスポーツインストラクターの女性
オシャレで帽子好き
LINA(リナ)
ちょっぴり小悪魔的でキュートなリナ
など。
ー メニューそれぞれに女性の名前がついている理由が知りたいです!
もともとジブリが好きなんですけど、どの作品のヒロインもそれぞれ性格が違ってとても魅力的だな、と感じていたんです。
僕が作るグラススイーツも、そんなヒロイン達のようにそれぞれに個性や魅力をもたせて、みなさんに愛される存在になって欲しいという想いから名前をつけています。
なかには、さきほどお話した“食品アレルギーがある子でも食べられるグラススイーツを作って欲しい”というリクエストをいただいて生まれたAYA(アヤ)という商品があって、これは作るキッカケをくれたお子さんから(承諾を得て)名前をつけさせていただきました。
とっても好評ですよ!
※詳しくはコチラから
地元愛を語る!“しもだ”じゃなくて”しただ”です
“不便”っていいことじゃないですか
ー 素材は地元の野菜を中心に使われているそうですね。地元はどんなところですか?
三条市の下田っていうところなんですけど、僕が生まれ育ったところです。「下」に「田」と書いて「しただ」って読むんですよ。(※旧下田町)
僕はこの地元下田の良さをPRして、地元の人が素晴らしさを再確認したり、他県の方にも知ってもらって、下田に移住してくれるようなキッカケづくりがしたいな、と考えてました。現状は、下田は人口が減っていて、若者は東京や便利な市内へ行ってしまいます。
でも、不便っていいことじゃないですか?
僕は不便がうみだす幸福感や気づきって、たくさんあると思ってます。
そういう意味でもほんと良いところで。下田って。協力し合うのが当たり前だし、住んでいる人たちがあったかくて心が豊かなだけじゃなくて、土地の魅力もあります。
たとえば「八木ヶ鼻(やぎがはな)」っていう紅葉の名所があるんですけど、200メートルくらいの岩の壁がそそりたっていて、そのふもとに湖があるんです。すごくないですか?迫力もありますし、とても神秘的です。好きなんです、そういう感じ。
でも地元の人からすると当たり前の風景だったり、ローカルすぎて他県の人にはなかなか知ってもらえないですよね。もどかしいです。
補足:八木ヶ鼻は「新潟県景勝百選」に選ばれる名所です。昭和40年に「ハヤブサ繁殖地」として県の天然記念物にも指定されています。
野菜のグラススイーツが生まれた理由
ー 地元愛が伝わってきます。グラススイーツが生まれた背景を教えてください。
僕はもともと長岡の栄養調理専門を出ていて、中華レストラン、そして一度会社員を経験して今に至るんですけど、地元のために自分の経験を活かせないかな、って。
そこで、下田の特産品の“越の紅(こしのくれない)”というサツマイモ(品種:べにはるか)をそのまま販売するんじゃなくて、たくさんの人の目に触れたりよろこんでもらえるカタチに加工してPRできないかな、と思いました。
そんなことを思っていた頃、時期で言うと2016年10月に「地域発掘資源コンテスト」という起業のチャンスが巡ってきたんです。だいたい30名くらいの参加者がいて、エントリー内容もものづくり系から食品加工などバラバラでした。
そこでグランプリを獲ることができて、念願の地元野菜のグラススイーツをデビューさせることができたんです。
・・・もともとスイーツは好きじゃないんですけどね。笑
ー え。スイーツ嫌いなのにスイーツ1本で勝負したんですか?なぜまた。
あはは、実は。
でもそのことがかえって“素材のあまさ”をうまく引き出せている気がしています。
今って甘すぎるスイーツが多すぎると感じていましたし。
名産のサツマイモはスイーツに加工しやすいこともありましたけど、スイーツはたくさんの人によろこんでもらえるし表現の方法がたくさんあるな、と。グラススイーツにしたのは“他の人がやっていないことで勝負したい”と思ったからですね。
野菜、ノンシュガー、グラススイーツ・・・なんと言っても素材がいい!イケる!!と。
あとは、もともと起業に興味があったのでビジネスとしてどのマーケットや手法がベストか考えるのはとても楽しいです。そういった意味では、自分が好きなものを作る、というよりも“人に喜ばれるものをつくる”方が成功すると思ったし、自分の性格に合っていると思いました。
やっぱり喜んでもらえたり、わあ!って目を輝かせてもらえる瞬間はうれしいですし、励みになります。
SNSを活用で親近感を
ー SNSでの発信も積極的ですよね?どんな狙いがあるんですか?
スイーツに興味があるのって女性が多いと思うんですけど、彼女たちと親和性が高いSNSとしてInstagramとFacebookをほぼ毎日更新してます。
SNSは気軽にその日の天気や自分の気持ちなどを写真に添えてアップできるし、コミュニケーションツールとしても便利ですね。
グラススイーツはデザインが自由自在なので、季節やイベントにあわせてパッと目を引くデザインでトレンド感を出してます。
あと、お誕生日とかウエディングパーティーの特別注文(オーダー注文)なんかもできることをこまめに発信できます。
あとは作っている人、僕なんですけど、顔が見えたほうが安心感があると思うので、ちらっと。笑
お店にある手書きの黒板に毎日チョークでコメントやイラストを描いて、自撮りしてます。
↑こちらが木村さんが更新している自撮り黒板投稿です。イラスト上手ですねー!!
実際は、お店の奥の壁に貼りつけられた巨大な黒板なのです。ぜひお店でチェックしてみてくださいね。
ネット通販でも買えます
インターネットでもご購入いただけます。ご自宅用にはもちろん、ギフトにもおすすめ◎
ご購入はコチラから。
最後にグラススイーツと一緒に記念撮影!!
木村さん、本日はありがとうございました。
星山氏、同伴&撮影協力をありがとう。
小さな子供をもつ母としても収穫がおおい1日でした◎
店舗情報
住所:〒955-0061 新潟県三条市林町1-18-6
電話番号:080-7823-6982
FAX:0256-46-4124
営業時間:10時~17時 (売り切れ次第クローズ)
定休日:毎週月曜日・火曜日・第1水曜日・第3日曜日
Mail:kallwillstore@gmail.com
URL: https://kallwillstore.com/
※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。