※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。
目次
新潟のシェフチーム“ラボクチ”
ラボクチってなに?
LaboCuci(ラボクチ)とは、「ll Laboratorio Di Cucina Niigata」(イル ラボ ラトーリオディクチーナニイガタ)の略で、新潟で活動しているシェフチームの名称です。
新潟にこのような料理人のチームがあるって。。。皆さまご存知でしたか?
彼らは、「新潟のお店の魅力や楽しみ方をもっと広めたい!県外、海外へのお客様に発信したい!未来のシェフたちが新潟で出店したいと思える土壌を作りたい!」
という志の元に集まり、2014年に結成。
彼らの合言葉は「食を通じて新潟をもっと楽しくしよう、新潟食材を広めよう、一皿から夢を届けよう」
そんなアツい情熱を持ったシェフたちが集まり、様々な活動を行っています。
どんな活動をしているの?
活動内容を一言で説明すると「料理研究会」。
具体的にはテーマ食材で試作品を作ったり、新しい食材や料理方法などを話し合ったり、生産者さんへ視察に行ったり、イベントを開催しています。
中でも、彼らが年に一回行っている“一日だけの架空レストラン”「La Nostra sfida(ラ ノストラ スフィダ)」(意味は僕たちの挑戦)は、グルメな人たちがこぞって参加する大人気イベント!
(私、まだ一度も行ったことないや。。。)
一日だけの架空レストランって??
では、このイベントがどんなイベントなのかと申しますと。。。
普段は各々のお店を持って働いているラボクチメンバーのシェフたちが集結し、一日限定でレストランを開いてしまうというもの!
そこで振舞われるお料理は、シェフ一人一人が与えられたテーマをひと皿で表現し、一つのコース料理に仕上げるのです。
新潟の有名人気店のお料理を、一つのコースでいっきに味わえるなんて超贅沢なレストランですよね!!
グルメな人たちが集まる理由が分かりました。
イベントの様子など、ラボクチPVはこちら!
ラボクチ発起人!イルリポーゾ オーナーシェフ原田誠さんにインタビュー
調べれば調べるほど気になり過ぎるラボクチ。。。
もっともっと知りたい!
ということで。
ラボクチ発起人のひとり、三条市にあります人気イタリアン店「イルリポーゾ」のオーナーシェフ原田誠さんにお話しを伺いました!
原田シェフは10代から新潟県内の割烹・ホテル等で日本料理に携わり、30歳を機にイタリア料理に転向。都内のイタリア料理店で経験を積んだ後、2010年にイルリポーゾをオープンしました。お皿、カトラリー、盛り付けにもこだわりを持っている原田シェフは、テーブルコーディネートにおいても高い評価を得ています。
一人ではできないことをみんなで…
ー ラボクチの結成のきっかけについて教えて下さい。
原田:新潟の食材をもっとアピールしたい、全国に発信してもっと広めたい、いろいろなことに挑戦したいという気持ちが元々あって…でも、一人ではできることも規模も限られてくるじゃないですか。だけど、みんなでやれば乗り越えられることもあるんじゃないかって。
シェフって孤独な商売だと思うんですよ。特にオーナーシェフになるとなおさら。だから単純に、共感しあえる友達が欲しかったっていうのもあります。
ー 今、ラボクチの特別顧問をされている山田宏巳シェフのイベントに参加した時にメンバーの方と出会ったんですよね?
原田:はい。割烹渡辺の渡辺くんと一緒で、イベントが終わって一週間くらい経ってから僕のお店に来てくれたんです。彼も同じように思っていて、意気投合しました。
ー ラ ノストラ スフィダでは集まったシェフたちがテーマをもってお料理を作っているとのことですが、いつもテーマはどのように決めているのですか?
原田:一昨年は僕が決めました。コース全体のストーリーや、食材、素材のバランスを突き詰めようと思って。でも、昨年は各々の個性を大事にするようなテーマにしました。なので、毎年その時の話し合いによってですかね。
ー ちなみに今年のラ ノストラ スフィダはどんなテーマですか?
原田:開催含め、ラボクチの活動について次のステージも構想にあるのですが、それはまだ内緒ということで(笑)
(ラボクチの次のステージ。。。超気になる!)
ー では今後の展望など教えて下さい。
原田:そうですね…もっと新潟の良いものをアピールしていきたいです。新潟の自然と向き合って他所にはない感じにしていけたらいいなと思います。
もちろん、地元で採れたものを地元で消費することも大切です。
あとは、新潟の魚介系も発信していきたいですね。漁師さんたちと協力してやっていけたらと思います。
初の食フェス【F.E.S】2018潜入レポ
それでは。ラボクチのことが分かったところで、彼らの初の食フェス「ラボクチ【F.E.S】2018」へ行ってきましたのでその様子をお伝えしたいと思います。
気軽に楽しんで欲しい!食フェス【F.E.S】2018
このイベントは、先にご紹介した一日だけの架空レストラン「La Nostra sfida(ラ ノストラ スフィダ)」をもっと気軽に楽しんで欲しいという想いから、食フェスイベントとして今年5月6日(日)に開催されました。
タイトルのF.E.S は「FOOD ETHICAL SUSTAINABILITY」の略で、以下のような意味と想いが込められています。
イベント会場は酒蔵!
食フェスのイベント会場となったのは、西蒲区にあります笹祝酒造。
昨年、貯蔵タンク蔵をリノベーションしたイベントスペースです。
元々蔵で使用されていた廃材を再利用したこの空間は、なんとも趣きがありますよね!
詳しくは→西蒲区の笹祝酒造が酒蔵をリノベーション!初開催の蔵開きに行ってきた!
気になる内容は…?
会費は入場料、飲食代(ドリンク一杯付き)8000円。※他ドリンクは別途料金。
開催時間は11:00~16:00となっていて、その間であればいつ来場してもOKという仕組みです。
会費8000円はちょっと高いかも…と思ってしまった方もいるかもしれませんが安心して下さい!お料理はシェアもOK!
見てください!こんなに沢山のお料理を頂くことができるんです。
むしろ、これだけの品数を一人で食べるのはちょっと厳しいくらいです。
実際の感想は、二人でシェアしてもけっこうお腹一杯になる感じでした。
ドリンクは笹祝酒造のお酒をはじめ、西蒲区にあります5つのワイナリー(カーブドッチ、カンティーナジーオセット、ドメーヌショオ、ルサンク)のワイン、エチゴビール、そしてソフトドリンクも県内産にこだわったものが並んでいましたよ!
新潟の美味しいが集結!気になるお料理を一挙にご紹介
それでは。
新潟の有名人気店のシェフたちが新潟の食材をふんだんに使用した豪華なお料理を、出店したお店と共に、一挙にご紹介ししちゃいますね!
(いっぱいありますので頑張ってついてきてください)
イルリポーゾ(三条市)
・桜鱒のセミクルード 山菜のインサラータ添え
・春野菜のリゾット
原田シェフ自ら採ってきた山菜を使っています。
イルリポーゾ
住所:新潟県三条市島田2-5-21
電話番号:0256-33-4411
営業時間:11:30~14:00/18:00~22:00
定休日:水曜日
URL:facebook
割烹渡辺(新潟市)
・佐渡南蛮海老のしんじょう 揚筍・空豆のソース
筍は笹祝酒造さんの竹林から!
・平目寿司二種
サントピアット(加茂市)
・内山農園ゆきちから入りトレネッテ アマトリチャーナ仕立て
濃厚なのに余計な味がしない!
内山農園の商品は新潟直送計画でも販売中!
・甘豚のアリスタ
サントピアット
住所:新潟県加茂市下条甲840-1
電話番号:0256-53-6680
営業時間:11:30〜15:00(14:30LO)/17:30〜22:00(21:30LO)
定休日:水曜日
オステリアバッコ(新潟市)
・佐渡黒豚のクロケッタ
佐渡黒豚は佐渡島でわずかにしか飼育されていない希少な豚!
・ガンジー牛乳のリコッタを詰めたラヴィオリ
オステリアバッコ
住所:新潟市中央区西大畑町591-1 異人池ハウス103
電話番号:025-211-4994
営業時間:11:30~14:30(LO)/18:00~21:30(LO)
定休日:火曜日
URL:ホームページ
フィオリータ(新潟市)
・新潟県産牛テールのタヤリン
7時間煮込んでます!!美味しいとこだけ残ってる。。。
・妻有ポークのトリッパ煮込み
フィオリータ
住所:新潟県新潟市中央区西堀通6番町876
電話番号:025-378-3353
営業時間:11:30~14:30(14:00LO)/18:00~23:00(22:00LO)
定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合、日曜日は営業日、月曜日お休み)
URL:facebook
アルモニア(新潟)
・飯塚農園のアスパラガスの炭火焼
このくらい大きい!!!
・宮尾農園の鶏の冷製スープとその自然卵
アルモニア
住所:新潟市中央区西堀前通4番町729
電話番号:025-369-4843
営業時間:12:00~13:00/18:00~22:00
定休日:不定休
URL:facebook
ミドルミス怜さん(新潟市)
・烏賊墨のフリット ソースロメスコス
・空豆 甲烏賊 コンソメ
調理のお手伝いに参戦!!
※ミドルミス怜さんは店舗ではなくシェフのお名前ですので「さん」付表記をしております。
ボンダボン(岐阜)
スペシャルゲスト!!日本唯一のパルマハム職人 多田昌豊さん。
詳しくはこちらから→ボンダボンホームページ
ふわっふわの生ハムは、17ヶ月と24ヶ月熟成の食べ比べ!
和風ジェラートおかじ(新潟)
第八回ニッポン全国ご当地おやつランキング5位に輝いたジェラート屋さんです!
今回はイベント用に笹祝酒造の酒粕ジェラートで参戦!
和風ジェラートおかじ
住所:新潟県新潟市西区みずき野2-12-8
電話番号:025-239-3910
営業時間:10:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日(祝日は営業、翌日お休み)
URL:ホームページ
レストラン&バーこさど(佐渡市)の佐川パテシエのお土産
レストラン&バーこさど
住所:新潟県佐渡市真野新町275-2
電話番号:0259-55-4004
営業時間:11:00~14:00/17:00~22:00
定休日:水曜日
URL:ホームページ
新潟LOVE
皆さま、いかがでしたか?
新潟の良いところを全国に発信したいという想いは、それだけ新潟に誇りを持ち、新潟を愛している証拠ではないでしょうか?
普段、何気なくランチやディナーを楽しんでいたお店のシェフたちが、このようにアツい情熱を持って頑張っているんだなって思うと、なんだか嬉しくて、応援したい気持ちになってきますよね。
私も彼らに負けないように新潟LOVEで、もっともっと新潟の良いところを発信するぞー!!
県内はもちろん!県外の皆さまにもぜひ!
次回の一日だけの架空レストラン「ラ ノストラ スフィダ」のご来場、お待ちしております!
新潟の美味しいモノ食べに来て下さいねー!
【取材協力】
笹祝酒造株式会社
住所:新潟県新潟市西蒲区松野尾3249
電話番号:0256-72-3982
酒蔵見学などの情報はHPブログにて!
URL:ホームページ
新潟直送計画からも笹祝酒造のお酒を購入することができます!!
※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。