素敵なカクテルに酔いしれる!「第22回新潟の地酒カクテルコンペティション」に行ってきた!

2017年10月9日(月)、新潟日報メディアシップにて新潟の地酒カクテルコンペティションが開催されました。日本バーテンダー協会新潟支部が主催するこのカクテルコンペは、新潟の地酒をベースとしたオリジナルカクテルの競技会。一般部門とプロフェッショナル部門に分かれ、県内外で活躍するバーテンダーがその作品と技を競いました。コンペ会場では競技の観戦はもちろん、他にも楽しい催しが行われていましたのでその模様をレポートします!素敵で美味しいカクテル満載です!

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※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

日本酒がオシャレじゃないなんて言わせない!

異性にウケるお酒、オシャレなお酒イメージNo.1といえばカクテル!

薄暗いバーでカウンターに座り「マティーニ下さい」って一度は言ってみたい!

はい、これ。私の中の大人女子イメージです(笑)

一方で、オシャレじゃないお酒イメージNo.1の日本酒!(あくまで個人的なイメージです)

日本酒女子としては決してそんなことはないと声を大にして言いたいところですが、まだまだ日本酒はオヤジくさいというイメージが強いんですよね…。

しかし!酒どころ新潟には日本酒を使ったオシャレなカクテルがたくさんあるって皆さんご存知でしたか?

日本バーテンダー協会新潟支部では、新潟の地酒カクテルコンペティションという「日本酒を使ったオリジナルカクテルの競技会」も行っており、今年の10月で22回目を数えます。

オシャレじゃないイメージの日本酒が、県内外で活躍するバーテンダーさん達の手により素敵なカクテルに大変身!

カクテル好き、日本酒好きの方はもちろん、日本酒がオシャレじゃないと思っている方は一度このコンペに行って見て欲しい!

ということで、第22回新潟の地酒カクテルコンペティションに出品された素敵なカクテルとバーテンダーさんたちによる熱い競技会の模様をご紹介します。

これを見れば日本酒のイメージがガラっと変わること間違いなし!

日本酒がオシャレじゃないなんて、もう言わせません!

地酒カクテルコンペティション(競技会)に行ってきた!

どんな競技会なの?

この競技会では、新潟県産の日本酒をベース(30ml以上使用)としたオリジナルカクテルを製作します。

エントリーは一般部門とプロフェッショナル部門に分かれて競い、一般部門からは最優秀賞、優秀賞、カクテル文化振興会賞が各一名ずつ。プロフェッショナル部門からはゴールド、シルバー、ブロンズ賞、新潟県知事賞、新潟市長賞が各一名ずつに贈られます。

また、今回は来場したお客さまの投票によるオーディエンス特別賞も実施され、メディアシップ1階みなと広場会場では声援とともに、真剣に選手のパフォーマンスを観戦する人たちが大勢集まりました。

会場ブースでは…

2階のホールブース会場ではシェーカー振り体験ができました。

よい機会なのでシェーカー振ってみる…(全然カッコよくない)

また、カクテル、ビール、日本酒などのアルコール類もご用意されています。

お酒にピッタリのおつまみもありました!

飲食に関してはチケット制で前売り10枚綴りで3000円。

チケットには選手のオーディエンス賞を決める投票権が付いています。

また、チケット4枚で競技会出品のカクテルが試飲できる(先着100名)と教えてもらい、さっそく引換えました!

競技が全て終わったら試飲できるとのこと。

パフォーマンスを見て、実際に試飲して味を確かめ、気に入ったカクテルに投票する仕組みのようです

選手カクテルを試飲しました!

競技が終わり、いよいよ試飲タイム。

整理券を持った人たちの長蛇の列。

出場選手自らがその場で作っておもてなし!出品カクテル全15種が並びます。

このライブ感はカクテルならではですよね。

試飲用なのでこのサイズですが、どの種類をどれだけ飲んでも自由です。

デコレーションも見所の一つ

カクテルは味だけではなく、その見た目も魅力の一つですよね!

新潟県民には馴染み深い白鳥や錦鯉がグラスに…!!

「Grace~優美~/髙橋幸恵さん」

「泳ぐ宝石/矢野忍さん」

この素敵なデコレーション一つ一つも、選手たち自らが作製したものです。

皆さん、寝ずに造ったと口々におっしゃっていました。

「待春/鈴木達也さん」

後の上杉謙信公をイメージしたこのカクテルのデコレーションは、もしかしたら上杉謙信の兜「日輪」と「三日月」かな?

「満天星/木村広幸さん」

「初穂の光/中村優子さん」

「きりり/伴田崇さん」

すごい細かくて繊細!!

バーテンダーさんって、エンターテイナーであり、芸術家なのですね。

新潟ならではの材料やアイテム

カクテルに使用していた副材料やアイテムにも、新潟ならではのものがたくさん使用されていました。

こちらはスノースタイルで新潟の米菓サラダホープが使われていました。

おつまみ代わりとして口に含みながらカクテルを頂きます。

阿賀野市「八米」栗のハチミツを使用しているカクテルもありました。

栗のハチミツは食べたことがなかったので特別にハチミツだけを味見させてもらいました。

佐渡のいか徳利も!!

日本酒好きの方は知っているかな?いかを徳利状に加工した食べられる容器です。

金色の酒器を使用したのは新潟清酒金の達人である小林治さんの作品「酒の名は。」

新潟のご当地検定「新潟清酒の達人検定」。その一番難しい「金の達人」に合格すると金のお猪口が贈呈されるんです。

選手のこだわりや想いがいっぱい

他にも、作品には目に見えない選手の様々なこだわりや想いが込められていました。

一般部門でエントリーした髙橋真人さんの作品「Falling Stars~星のふるまち~」

星のように輝いてきた花街古町の喧騒と煌きが永遠に続くよう願いを込めた一杯。なので、日本酒はその古町から一番近い酒蔵(越の華酒造㈱)のものを選んだとのこと。

純米原酒カワセミの旅は私も好きな一本です。
この日本酒はチョコレートに合うというコンセプトなのですが、髙橋さんはそれもよくご存知で、カクテルにはカカオホワイトも使用しておられました。カカオの香ばしさがとてもよく合うアクセントに♪

プロフェッショナルなる部門でエントリーした山宮志津子さんの作品「実り月夜(みのりづくよ)」

使用した日本酒は菊水酒造のふなぐち一番しぼり

自身の地元新発田市の日本酒を使いたいという想いからコンペでは新発田市の日本酒を使用し続けています。

今回は「実り」というイメージから日本酒(お米)の味わいを感じられるよう原酒のふなぐち一番しぼりを選んだとのこと。

カクテル全体をこうして見ると、夜空のお月様の下で稲穂が揺れている景色そのもの!とてもキレイですよね。ふなぐちのボトルの色合いともシンクロ!

受賞はどの作品…?

気になる審査の結果がこちら!

【一般部門】
最優秀賞「宵もみじ/古谷ゆり子さん」

優秀賞「チューリップロード/屋代英孝さん」

【プロフェッショナル部門】

ゴールド賞(新潟県知事賞同時受賞)「美越礼賛/三代川義典さん」

シルバー賞(新潟市長賞同時受賞)「結び葉/小野祥子さん」

ブロンズ賞「泳ぐ宝石/矢野忍さん」

そして来場者の投票を一番集めたオーディエンス特別賞「いか太郎/田中洋志さん」

過去の優勝カクテルも登場

今回のコンペでは、過去の優勝作品から8作品が登場しました!

こちらもチケット2枚で飲むことができ、たくさんのお客さまで賑わいました。

優勝作品というだけあり、どれも素敵で美味しいカクテルです!

ただチケットにも限りがあり、でも、たくさんの種類を飲んでみたかったので私は会場にいたお友達や、会場でお友達になった方とシェアして味見をさせてもらいました。

自分の好みを話したり、相手の好みを聞いたりしながら楽しむお酒って新しい発見ができてとっても楽しいですよね!

ちなみに第1回の優勝作品はなんと女性の方の作品です!

今回の競技会でもそうでしたが、女性のバーテンダーさんのご活躍が多くなってきているなぁと思いました。

長岡のSHOT BAR「ベスト」にお勤めの勝沼鈴香さんの「雪肌美人」は大人気八海山のあまざけを使用し、美容にも気を使った一杯です。お店でも飲めるとのこと。

こんな可愛らしいバーテンダーさんがいたら通っちゃいますよね!

最後は選手の皆様も入り交じり、会場はお祭りムードで大盛況♪

新潟カクテルナイトが今年も開催!

今回コンペに行きそびれてしまった…急にカクテルが飲みたくなった!とお思いの方!

ご安心下さい。10月29日(日)、今年も新潟のトップバーテンダーが一同に集結するスペシャルパーティー「新潟カクテルナイト2017」が開催されます!

チケット購入など情報はこちらから新潟カクテルナイト2017

さいごに…

日本酒、カクテル…どんなお酒でもイメージにとらわれず、楽しみ方一つで変化するものです。

何を飲むか?ではなく、その楽しみ方を知っているかどうかということが大人女子(男子)なのだと思いました。

皆様も、今度バーへ行った際には新潟の美味しい地酒カクテルを飲んでみてくださいね!

日本酒が苦手な方でも、美味しいと思える一杯に必ず巡り会えることでしょう。

※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

この記事のライター

okutani

新潟市南区出身。 365日ダイエットと言いながら、白米もラーメンも日本酒もやめない生粋の新潟っ子。お酒のイベントによく出没します。

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新潟名物

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