※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。
目次
LA CUCINA LIBERA(ラ クチーナ リベラ)ってどんなお店?
2017年12月に、新潟駅南けやき通りにオープンしたイタリア料理店「ラクチーナリベラ」は、イタリアのトスカーナで修行してきたというオーナーシェフが営む本格的なイタリア料理店です。
イタリアのトスカーナ?一体どんなお店なんだろう??
イタリア料理と言ってパッと思いつくのはピザとかパスタですよね?!
しかし食材で言えば、北部イタリアは酪農が盛んでチーズや生クリーム、南部イタリアは地中海気候により雨が少ないのでトマトや葡萄の栽培が盛んです。
トスカーナ州はイタリアの真ん中あたりで、北部や南部とはまた違う食文化があります。一言でイタリア料理と言っても地域によって異なる特徴がありますので、今回はリベラの特別ランチメニューを頂きながらオーナーシェフ古関悠さんにお話を伺ってきました!
オーナーシェフ古関悠さん
佐渡出身!単身イタリアへ渡り修行!
ラクチーナリベラのオーナーシェフ古関悠さんは新潟県佐渡市出身。
2016年、30歳で単身イタリアトスカーナ州の料理学校へ。
なんと、それまではフリーペーパーを制作するお仕事をされていたそうです。
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奥谷
イタリアを選んだ理由はあったんですか?
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古関さん
単純にイタリア料理が好きだったからです(笑)
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奥谷
では、ラクチーナリベラ(自由なキッチン)というお店のお名前にはどんな意味があるのでしょうか?
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古関さん
自分がイタリアに行って感化されたものを表現したいなぁと思いました。そして今のイタリア文化を伝えたいって。その為には、枠にとらわれず自由な発想(キッチン)で…という気持ちからです。
店内にはオーナーの「好き」がいっぱい!
店内にはたくさんの雑貨があり、キレイ過ぎない雑然とした感じがヨーロッパ映画のワンシーンのようで素敵です。
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古関さん
自分の好きなものを集めたって感じです。
この机はたとえ席数が少なくなっても入れたかったんですよ。イタリアのお店には普通にこのような机が置いてあるんです。
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奥谷
さすが芸術の街!
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古関さん
他にも、店内にコーヒーやワインなどドリンクだけでも楽しむことができるBARや、ハムなどを量り売りできる物販スペースもこれから作っていく予定です。やりたいことがたくさんあって、まだまだこれからです。
リベラのWEB版CMもありますのでこちらも是非ご覧下さい。よりお店の雰囲気が伝わると思います。
WebCM Vol.02
【古関が語るお店の魅力】VTR 3分「今のイタリア🇮🇹を感じられる」
ラ・クチーナ・リベラのオーナーシェフ👨🍳
古関悠(31)が拘ったお店の魅力を語ります。取材を通じて思ったのが
まだ若いのに?
自分がやりたい事や感じている事を
「しっかり言葉にして伝えられる」それが古関悠の魅力の1つだと思いました。
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LA CUCINA LIBERA 🇮🇹
(ラ・クチーナ・リベラ)
〒950-0916
新潟市中央区米山2-2-5 1F
025-369-4876山口 順平さんの投稿 2017年11月26日(日)
気になるランチは??
平日パスタランチが気になる!
私が訪れたこの日は、予算等に合わせてご用意して頂いたメニューでしたが、ランチメニューもありますのでご安心下さい♪
ちなみに同席の皆さまに好評だったのが、食中と食後にドリンクが付くスタイル!
うん。言われてみればランチメニューに2種ドリンクが付くお店ってあまりないかも!
新潟のお店で、イタリア産のブラッドオレンジジュースが飲めるのは珍しいと小耳に挟みミーハーな私は食中ドリンクにそれをチョイス。
食後は、これまたイタリア産豆のエスプレッソに決めました。
トスカーナは新潟に似ている?!
トスカーナ州はフィレンツェやシエナ、ピサなど古都が観光地として有名ですが、そのまわりには豊かな自然が広がっており、古くから農業が盛んな地域。
トスカーナ料理はこの農業を営む人々の農村料理がベースになっていて、素材そのものの良さを活かしたシンプルで豪快な調理法が特徴です。
ランチ前菜のトスカーナの田舎料理「たっぷり野菜と豆のスープ」
素朴でどこかホッとするような味わい。豆料理はトスカーナでメジャーなメニューの一つです。
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奥谷
古関さん。農村料理っていうと、新潟県民にとってはすごく親しみやすい感じがあるのではないかと思いました。実際、食べていて妙に馴染むというか…
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古関さん
そうかもしれません。トスカーナって新潟と緯度も近いですよね。そして新潟と同じように、海があって山があって島もあって…新潟に似ていると思いました。この島はナポレオンが流された島ですよ。
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奥谷
かの有名なエルバ島ですね!なんだか佐渡の島流しみたいな…。
トスカーナは南北に細長い土地で四季があり、農業も伝統工芸も盛んっていうことろも新潟に似ていますよね。
もっと言えば、都市フィレンツェのエトルリア人起源説をみると、トスカーナの先住民エトルリア人は農民であり、南イタリアのギリシア都市と盛んに交易する商人であると同時に、金属細工と製陶術に熟達していたといいます。
新潟も昔は港町として交易が盛んでしたし、新潟の金属製品や金属工具の生産は言わずと知れたところ!
知れば知るほど、トスカーナに親近感が沸いてきました。
新潟の魅力もいっぱい詰まっていた!
そして店内をよく見ると雑貨やカトラリーはイタリアのものばかりではなく、新潟のモノもありましたよ。
自然と溶け込んでいたので最初に店内を見た時には気づきませんでした。
同級生のガラス作家さんがプレゼントしてくれたカトラリーや、秋葉硝子のお皿、村上で作られている焼き物の器も!
また、雑貨やカトラリーだけでなく新潟らしい食材も発見しました!
デザートに使用されていたのは妙高の食べるほおずき。
ヨーロッパでは食用として盛んに栽培されているポピュラーな果実です。
まだ日本では観賞用のイメージが強いほおずきですが、新潟では数年前から「食べるほおずき」の商品化が積極的に行われています。
味は甘酸っぱくて、さくらんぼのような感じかな。
リベラこだわりのクラフトビール
そして頂いたのはワインではなくクラフトビール!
トスカーナと言えばワインのキャンティが有名かもしれませんが、ここはあえて飲んだことのないトスカーナのクラフトビールに挑戦しました!トスカーナでもクラフトビールは当たり前なんだとか!
リベラにありますワインやクラフトビールは、お知り合いの現地バイヤーさんから仕入れているそうです。
古関さんイチオシのクラフトビールはビリフィーチョイタリアーノのティポピルス。
イタリア北部ミラノ郊外にあるブルワリーさんのもの。
他にもフランスのシードルもおすすめとのことです。
そしてこちらは古関さんが実際にビール工場へ行き、納得した選んだクラフトビールの樽生です。
すっごくフルーティーでした!
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古関さん
現地の人をお呼びしてクラフトビールとイタリア料理のマリアージュの会なんかも、いずれやりたいと思っています。
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奥谷
おお!それはすごくいい事を聞きました。ぜひとも実現させてください!(できればお呼ばれしたい)
スタッフさんに聞きました!「古関さんってどんな人?」
ここまでお店やお料理のことについて伺ってきましたが、せっかくなので他のスタッフさんにもちょっとだけお話を伺ってみました。
キッチンスタッフの今村さんは鹿児島出身で、古関さんと一緒にトスカーナの料理学校で学んでいたとのこと。
イケメンなのですが、あえて目線は外して写真をパシャリ(笑)
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奥谷
鹿児島には帰らず、どうして古関さんのお店で働こうと思ったのですか?
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今村さん
2ヶ月でしたけど、同じ時間を過ごした相手と一緒に仕事をするのは面白そうだなって。あと、新潟自体も面白そうだと思いました。
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奥谷
今村さんから見て古関さんってどんな人?
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今村さん
ユーモア溢れる人です。彼がその場に居るだけで雰囲気が変わります。
古関さんのもとに人が集まる理由はきっと今村さんがおっしゃるような魅力があるからなんでしょうね。
また、古関さん自身が、人と人とのコミュニケーションや繋がりをとても大切にしているということも、お話を聞いていてとてもよく分かりました。
もっと知りたい!
ここから、実際にリベラで提供していますお料理についてもっともっとお聞きしたかったのですが、本当にアポなしだったので今回はここまで。
古関さん、今村さん。突然にも関わらず快くご協力頂きありがとうございました!
もし次の機会があれば、今度はちゃんとアポを取って美味しいイタリアンとワインを堪能(取材)してきたいと思います。
お店が気になったという方は是非とも一度足をお運び下さいね!
駅から近いので、プライベートでもまた近いうちに。。。それではチャオ~♪
ラ クチーナ リベラ
住所:新潟市中央区米山2-2-5 1F
電話番号:025-369-4876
営業時間:11:30~13:30、18:00~23:00
URL:ラクチーナリベラ フェイスブックページ
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