※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。
目次
創業は昭和2年の老舗パン屋さん
いかにも“老舗感”が漂う外観です。
おや、なぜかポストがありますね。
このレトロで大きなポストは現役のようです。老舗の栄軒ベーカリーさんの軒先なのでとてもしっくり。
品揃えは100種類!そして嬉しい価格。
中に入ると、どこから選べばよいか迷ってしまうほど店内いっぱいにパンが並んでいます。
とにかく種類が豊富!それもそのはず、こちらの栄軒ベーカリーさんでは常時100種類ものパンを作っているのだそうです。
休日ピークであろうお昼を外した13時過ぎに行ったのですが、それでもパンがたっぷりありました。そしてお客さんも途絶えること無く次々とやってきます。タイミング的には「おやつ用」でしょうか。お子様連れのご家族は可愛らしい動物の顔が描かれた菓子パンや、翌日は日曜日ということもあり食パンなどの食事用パンをたくさん買っていく様子が見られました。
50円のコッペパンが実証!とにかく生地がおいしい
栄軒ベーカリーさんについて事前調査をしたところ、どうやら「コッペパンが美味しい」との噂があったので店内を探してみました。
が、無いじゃん(泣)
コッペパンにクリームやコロッケを挟んだものはたくさん並んでいるのですが・・・。オロオロとお店の方(これがまた優しい笑顔のお母さん!)に尋ねると、元気よく「コッペパンですね!お幾つご用意しますか?」とおっしゃり、とりあえず2つお願いすることに。
そして5秒後くらいに笑顔で誇らしげに手渡されたものがこちらです。
わあなんてシンプル!!
給食のパンを思い出させるほどノスタルジックなコッペパンが綺麗にビニールに入っていました。そのお値段なんと50円。
え、今2016年ですよ。(取材時)
と、耳を疑うロープライス。
生地がしっかりしていて、とても美味しい!
実際に食べてみると、粉の味といいますか、とにかく旨みがあります。とてもシンプルなのにほどよく弾力があり食べごたえがあります。このコッペパンが種類豊富な惣菜パンの具材をしっかり受け止めているのですね。他のアレンジされたパンを食べる前に、まずはこちらを食べてみて良かったです。
ちなみにこのコッペパンを使って作られる「コーヒーパン」は五泉市民のソウルフードとして定着している、超ロングセラー商品なんです。
これが五泉のソールフード『栄軒のコーヒーパン』と『落合みつを』のコラボTシャツだぁー。新潟ふるさと村@FMNIIGATA、『Full-throttle』レコ発18,19日から発売開始します。 pic.twitter.com/n5mSabXT0x
— 落合みつを (@mitsuwo_ochiai) April 7, 2015
“変わらない製法、変わらない味”が愛される秘訣
パンと価格に込められた「みんなに味わって欲しい」という想い
栄軒ベーカリーさんは創業当時から実に多くの方々のお腹を満たしてきました。創業の昭和2年から現在に至るまで、小さな子どもからお腹をすかせた学生さんや会社員、そしてご年配の方々まで幅広い世代に愛されてきました。愛され続ける秘訣は、必ず1つは食べたいパンに出会える種類の豊富さと安定の美味しさ、そしてどんな人でも迷わずに買える優しい価格設定にあるようです。
もちろん、コッペパンのような子供がお小遣いで買えるようなパンから、大人が満足するような贅沢な材料をふんだんに使ったパンまで揃っているので、どの世代がいつ訪れても満足できてしまうのです。
実際この日もあれこれ7点も買ったのですが、税込みで合計706円也。
おなじみのチチヤス坊やのコーヒー牛乳も含まれます。
「栄軒ベーカリー」さんのマストバイはコレ!
コッペパン(プレーン)(50円)
店内に見当たらなかったら店員さんに声をかけてみましょう。5秒で出してくれます。
コーヒーパン(120円)
こちらは「昔ながらの味」として五泉市民にとても愛されているとか。
あんぱん(100円)
老舗のあんぱんは格別。何と言っても生地が美味しいので、あんこの甘さにパンの旨味が負けていません。
生クリームあんぱんや、パイ生地で包んだアンピースという商品も人気。
密かなオススメは「カステラサンド」
いろいろ迷ったけど、甘いパンが食べたい気分だったので「カステラパン」もチョイスしてみました。
パン屋さんによって結構個性が出やすいのが「カステラパン」だったりするのですが、栄軒ベーカリーさんのものは表面がツヤツヤとしたややドーム型のベーシックなパンに優しい甘さのカステラとクリームが薄めにサンドしてあります。
これは間違いなく牛乳に合います。泣く子も黙るし、受験に恋にいろいろ患ってる学生さんはもちろん、疲れてイライラした会社員にも張り込み中のデカにも◎
あんぱんとはまた違う「独特のふんわり感と甘さ」が最高に癒やされます。全然重たくないのに満足感。
今回はおやつタイムに来てしまいましたが、次回はオリジナリティある惣菜パンや食事パンにもチャレンジしてみたいところです。五泉市には見どころ、食べどころが色々ありますが、ドライブのお供に、お土産に、ご自宅用にぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
住所:新潟県五泉市本町3-4-1
電話番号:0250-43-3388
営業時間:7:00~20:00
定休日:日曜日
Facebook:https://www.facebook.com/SakaekenBakery
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