全日本回転寿司選手権日本一に輝いた「一心寿司」の小田さんにインタビュー!新潟の回転寿司はやっぱり凄い!!

回転寿司の技能日本一を決める「全日本回転寿司MVP選手権」なるものがあることを皆様ご存知ですか?今年で4回目の開催となるこの選手権で、新潟を代表する回転寿司店「ことぶき寿司」の系列店である新潟県新発田市の「一心寿司」の寿司職人、小田健さん(33)が見事日本一に輝きました。優勝後、各メディアに引っ張りだこの小田さんが、某日新潟市江南区の中央卸売市場にいるというので、突撃インタビューに行ってきました!

KITAMAE

※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

回転寿司選手権ってどんな選手権?

回転寿司選手権…正しくは全日本回転寿司MVP選手権回転寿司の技能日本一を決める大会です。


出典:kaiten-sushi

日本回転寿司協会が優れた職人の育成の為主催し、今年で第四回目の開催となりました。

2017 第4回全日本回転寿司MVP選手権 PV

どんな技能を競うの?

大会では、第一部「ネタの切りつけ審査」、第二部「パフォーマンス審査」、第三部「最終審査」と分かれていて、予選として第一部の切りつけと第二部のパフォーマンスを行い、その合計得点から上位6位を選出

6名で第三部の最終審査の決勝が行われ、第二部と第三部の合計得点が最高だった人がMVPとなります。

今年は全国から17名の寿司職人たちが東京に集結し、その技術を競いました。

一言でネタの切りつけ…と言いましたが、それがどれだけ過酷で高い技術力が必要であるか、各審査の内容を少しだけご紹介したいと思います。

第一部「ネタの切りつけ審査」

この審査では制限時間1分30秒でマグロ10切れ、サーモン10切れ、シャリ玉5貫を握ります。

審査基準はネタが1切れ16g、シャリ玉1貫17gで、誤差のgが少ないほど高い点数がつきます

回転寿司の場合、一日に握る数ってもの凄い数ですよね。誤差1gでも大きな損失になるわけですからネタを早く均一の重さに切る技術力や、正確なシャリ玉のg数は必要不可欠です。

しかもマグロは水分が多いので冷凍だった場合、解凍の仕方で重さが変わってくるのだとか。

第二部「パフォーマンス審査」

この審査はお客さまが来店されてからお帰りになるまでの接客技術を競います。

主に、お客さまに寿司のネタの知識を分かりやすく説明できるかが審査ポイント。

大会では、お客さまが職人さんに説明を求めるネタの知識がランダムに出題されます。その数は50種以上。

普通のレストランでは、厨房とホールが分かれていて、接客をするのは主にホールスタッフのお仕事ですが、お客さまの目の前で握る寿司職人さんは、接客もこなさなくてはいけないですから大変ですよね。

第三部「最終審査」

最終審査は制限時間5分30秒で、巻き物3皿、軍艦2皿、サーモン握り5皿、マグロ握り5皿を握るというもの。

もちろん、ただ早く握ればいいというわけではありません。この短い時間のなかで、いかに美しく握れるかどうかが審査されます。

回転寿司に訪れるお客さまのおよそ4割が、回っているお寿司を取るそうです。

回転寿司は味見をして取るわけではありませんよね。回ってくるお寿司を見て、「美味しそうだな」って思うお寿司を取るわけですから、美しく握ることが回転寿司ではとても重要。お客さまがずっと手に取らなければ、廃棄になってしまうからです。

優勝は「一心寿司」の小田健さん!!

これら厳しい技能競技で、見事優勝したのが新潟の一心寿司にお勤めの回転寿司職人、小田健さん!!

【結果発表】特別賞~1位 一心寿司 小田さん

予選では最下位で決勝に進出し、逆転優勝というドラマを見せてくれました。

新潟の回転寿司といえば「ことぶき寿司」!

今回ご紹介する「一心寿司」は、新潟の回転寿司の代表「ことぶき寿司」の系列。

「ことぶき寿司」と聞けばお分かりになる方も多いのではないでしょうか?

ことぶき寿司は新潟市の亀田、内野、横越に3店舗。そして新発田市には一心寿司として新潟を代表する回転寿司店の一つです。

回転寿司をチョイスする際、ちょっとお財布に余裕がある時はことぶき!という新潟市民は多いはず!

また、メディアシップ内にある「越後旬鮮三昧鮨ことぶき」や、江南区にある新潟中央卸売場内の「佐渡前握り鮨寿」「誠食堂」「お食事処市玄」「新潟市場食堂」、中央区東大通の「にぎり米」は全てことぶき寿司の姉妹店です。

回転寿司のレベルを越えた本格派の握りがことぶきの魅力の一つですが、他にも人気のイベントやメニューがあるんですよ!

毎週土曜日の夕方にはマグロ解体ショー

なんとことぶき寿司や一心寿司では毎週土曜日の夕方6時半頃より漁港直送の「生本鮪と旬の魚の解体ショー」が実施されています。さばきたての「まぐろ」はまさに絶品。貴重な「まぐろのカマトロ」も格安で食べれるんです。

※一部実施していない店舗もありますので、詳細は各店舗にお問い合わせください。

寿司だけじゃない!市玄の「あさっぱラーメン」が大人気!

姉妹店の「市玄」では朝から食べれる「あさっぱらーめん」が人気です。

鮪の頭から取ったダシと豚骨を合わせたスープはあっさりとした味わい!

「朝からラーメン!?」と思ったあなた!ぜひ一度お試しください。実はリピーターになる人が多いラーメンなんです。

ちょっと話がそれましたが、新潟の誇る回転寿司店が日本一の回転寿司職人を生んだということは本当に喜ばしいことですよね!

よく、新潟の寿司はレベルが高いと言われていましたが、この度の優勝は形として証明してくれました!バンザーイ!!

ということで、「これは是非とも日本一に輝いた一心寿司の小田さんにお会いしたい!」という衝動にかられ、大会以降、めちゃくちゃ忙しい彼を追いかけて中央卸売市場まで行ってきました!

小田健さんに突撃インタビュー

小田健さん(33)。
回転寿司職人として他店で修行後、三年前に一心寿司に入社。職人歴は16年。

全国大会出場にあたり、ことぶき寿司の系列店舗内で技術を比較したうえで代表に選ばれたそうです。

大会では、予選6位で決勝に進んだものの、シャリ玉5貫の重さの誤差がわずか3gと他を圧倒し、銀シャリ王子の愛称が付けられました。

ー大会以降、お忙しそうですがお客さまからの反響はどうですか?

小田:常連さんからは「おめでとう」とお祝いの言葉を頂きました。お店の方にも沢山のお客さまにご来店頂き、先月の8月はもともと忙しい月でもあるのですが、例年に比べ500人以上多く来て頂きました。

ーテレビでは「銀シャリ王子」と呼ばれていましたが、一部審査のシャリ玉のg数が群を抜いて正確だったところからですか?

小田:どうなんでしょう(笑)テレビを見たらそうなってました。

ーあのシャリ玉の正確さはどれくらい修行したらできるようになります?

小田:どれくらい修行したかどうかではなくて普段から意識してやっているかどうかだと思います。

ーでは、大会の中で苦労した競技はどれでしたか?

小田:全部苦労したけれど、切りつけは特に苦労しました。10貫のうち半分くらいしか自信がありませんでしたし。だから選ばれると思っていなかったです。

ー接客のパフォーマンスはどうでしたか?他の出場者の皆様はネタに関する勉強ノートを作成して、競技寸前までそれを見て勉強されていたようですけど、小田さんも同じように勉強されたのですか?

小田:勉強ノートは作りましたけど、持っていかなかったです。それまでの間に一生懸命勉強していれば、寸前で慌てて勉強する必要はないですから。

ー学生時代もテスト前はそんな感じで?

小田:いえ。学生時代は全然勉強しませんでした(笑)パフォーマンスの練習に関しては、実際に声に出して練習していました。移動中の車の中とか。あとは自分の声を録音して聞いてみたり…バイトさんや上司の方とロープレしてアドバイスをもらったりしました。
知識に関してはお店にいればおのずと分かることですが、お客さまに対して専門用語を分かりやすく「伝える」って難しいですよね。

ー職人さんでありながら接客も…って大変ですよね?

小田:でも接客は嫌いではないです。魚の知識をもっと勉強して、また来たいって思ってくれるような接客を心がけたいです。大変とは思っても、この仕事が「嫌い」だと思ったことは一度もないです。

ーすごい!それはどうしてですか?

小田:自分を教えてくれた人がとても熱心な人だったんです。だから、それに応えたいって思ってます。

ー良い上司に巡り会えたということですね。

小田:厳しさの中に優しさがある人でした。叱られることはありましたけど、褒めてくれる時は思いっきり褒めてくれました。

ー素敵ですね。では、そんなことぶき寿司のお客さまへのアピールポイントはどんなところでしょうか?

小田:ここ、中央卸売市場から直接提供できるところです。旬の地元の魚を食べることができます。もっと言うとその日に入った魚を食べることだってできるんです。県外のお客さまには南蛮エビなどがおすすめですね。

ー最後に、ご自身の好きなお魚やお酒があったら教えて下さい。

小田:好きな魚はのどぐろです。お酒も昔は沢山飲んでいました。出身が村上市の旧朝日村なので、地元のお酒「〆張鶴」が好きです。

小田さん!お忙しいところありがとうございました。

堀口社長にもお話をお伺いしました!!

さらに今回は、ことぶき寿司を経営する㈲堀口商店の堀口太志社長にも少しお話をお伺いしました!!

ー 堀口社長から見て、小田さんはどんな職人さんですか?

堀口社長:「彼はすれてなく真面目な人間です。今回の日本一で、努力することがいかに大切なのかを皆に教えたと思います。影響力のある人間でもあります」

確かに、私もインタビューしてみて、同じような印象を持ちました。やはり普段から真面目で努力する人なのですね!

ー 回転寿司選手権に社員を出場させているのはどういった理由があるのでしょうか?

堀口社長:「チャレンジすることで、己の技を磨きます。結果、スタッフ全員のレベルも上がるし、意識も日本で戦っているイメージが付くので良い事だらけです。全国大会っていうのが意識を向上させます」

ー 回転寿司の激戦区といえる新潟で成功している秘訣と今後の展望について教えてください。

堀口社長:「確かに激戦区ではあると思いますが、その中でもオンリーワンが出せればなんとか戦えるかなと考えていますし、正直まだまだこれからだとなので、店舗数よりも店舗のクオリティーに力を入れていきたいと思っています。お客さまに来て良かったと思われるお店作りが大事なところですよね」

新潟産の食材を新潟で提供するという地産地消に努めながらも、職人の技術は新潟県の中だけで戦っているのではなく全国と戦っているというところが、ことぶき寿司全体のクオリティーの高さにつながっているようですね。さらには、新潟の回転寿司のレベルアップに繋がっているのでしょう。

そしてまだまだ上を目指している姿勢がすごい!
堀口社長!貴重なお話、ありがとうございました!

やっぱり新潟のお魚は美味しい!

今回の取材の最後に中央卸売市場で、小田さんが好きだとおっしゃっていたノドグロを実際に食べてきました!

中央卸売市場内にあります「佐渡前握り鮨寿」

炙りノドグロ丼 1800円

白いご飯を覆い隠すほどのノドグロがのっかって、小鉢、お味噌汁、お漬物がついてます。

炙ったことによりノドグロの甘味が増します。
お魚を食べて「甘い」!って初めて思いました。

今度は一心寿司さんに行って日本一の握りも堪能したいと思います。

新潟の美味しいネタが揃ったすし三昧「極み」コースもやっています!


出典:sushi-kiwami

すし三昧極みについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

いかがでしたでしょうか?

今回はあまりピックアップされない「全日本回転寿司MVP選手権」についてご紹介しました。

お米も魚介類も美味しい新潟で、人気を保ち続けることぶき寿司とその姉妹店。

行ったことのない人はぜひ一度行ってみてくださいね。

私は近いうちに「あさっぱらーめん」にトライしてみようと思います!

一心寿司 新発田城北店

住所:新発田市城北町2-345
電話番号:0120-85-5502
営業時間:11:00~21:00
URL:ことぶき寿司
※その他ことぶき寿司の店舗につきましてはホームページをご覧下さい。

※記事に記載されている店舗情報やプラン内容は変更されている場合があります。詳細については公式ホームページやお電話等でご確認ください。

この記事のライター

okutani

新潟市南区出身。 365日ダイエットと言いながら、白米もラーメンも日本酒もやめない生粋の新潟っ子。お酒のイベントによく出没します。

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新潟名物

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