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目次
新潟が米どころと言われるのはなぜ?
新潟といったらなんといっても「お米」!ですよね?
でも、全国でお米の栽培が行われている中で、なぜ新潟県のお米はここまで有名になったのか、皆さんご存知でしょうか?
今回は、新潟のお米について、とことんご紹介します!
作付面積と収穫量が全国1位!
まず、新潟県ではどれくらいのお米が作られているのでしょうか?
調べてみると、作付面積が116,300ha、収穫量が611,700tでともに全国1位(H29)となっていました!
市町村単位で調べても、新潟市が作付面積24,300ha、収穫量151,100t(H28)でともに全国1位という結果でした!
正真正銘の「米どころ新潟」「米王国」ですね!
新潟での米作りの歴史
新潟県で米作りが盛んになったのは江戸時代。
当時の新潟県は広大な低湿地が広がっており、厳しい環境の中で稲作をしていました。
そのため越後や佐渡で新田開発が行われ、低湿地の干拓や灌漑用水工事などが行われました。
その結果、収穫高が3倍にまで大きく増加!
明治時代以降、排水機や排水機場の設置が進められ、広大な低湿地の干拓事業が本格化していきます。
その後、次第に農家の戸数や人口も増加していき、「米どころ新潟」と言われるまでになりました。
新潟のお米が美味しい理由とは
新潟のお米が美味しい理由は①気候、②水質、③土壌の3点が挙げられます。
①気候
新潟県は日本海側に位置し、周囲を越後山脈に囲まれている土地柄です。
そのため、稲の登熟期(穂が出たあとに実る期間)の平均気温が24.5℃と、お米の成長に最適な気温であること、昼夜の寒暖差が大きいことが美味しさの要因なのだとか。
加えて、台風や豪雨、冷害といったお米の成長を邪魔する災害が少ないことも、美味しさを生み出す好条件とされています!
②水質
新潟の山間部では多くの雪が降りますよね。
その雪解け水は、ミネラルや山林の養分を豊富に含んで川に流れ込みます。
水田では栄養たっぷりの水が使用されているので、美味しいお米が出来上がるのです!
③土壌
山からの養分豊富な土が信濃川などの河川から運ばれ、粘土質の土壌が出来上がります。
新潟県の水田はこうした上質な土によって形成されています。
このような環境の中で、農家さんが一生懸命育てるお米、
美味しくないわけがありません!!!
新潟3大産地
みなさんお馴染みのコシヒカリ。
実は新潟にはコシヒカリの3大産地なるものがあるのです!
ここでは3つの産地をざっくりと紹介します。
魚沼産コシヒカリ
日本国民ほぼ全員が知っているであろう、魚沼。
魚沼市は中越地方に位置する、周囲を山で囲まれた盆地地帯です。
「魚沼産コシヒカリ」は日本屈指の高級ブランドとして認知されていますよね!
日本穀物検定協会の発表する食味ランキングでは1989年から2016年まで、28年連続で最高位の「特A」を獲得しました。
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佐渡産コシヒカリ
佐渡はトキや金山で有名ですね!
でも、お米の産地としてもとっても有名なんですよ!
佐渡の稲作の特徴として、環境保全型農法が採られています。
これは、トキを始めとする様々な生き物と共生しながら米作りをしていくといったものです。
自然環境を大切にする佐渡らしさを感じますね!
佐渡産コシヒカリも食味ランキングにおいて何度も「特A」ランクを獲得しています。
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岩船産コシヒカリ
岩船は旧岩船郡と村上市周辺を指す地域です。
山形県との県境にあり、山々に囲まれた自然豊かな風景が広がっています。
岩船で美味しいお米ができる理由としては、豊富な水源が挙げられます。
平成の名水百選に選ばれた荒川など、いくつもの清流に恵まれており、その水がお米作りに使用されています。
岩船産コシヒカリも毎年のように特Aランクを獲得しています。
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県内産ブランド米品種を一挙ご紹介!
新潟にはコシヒカリ以外にも様々な品種・ブランド米があります!その中でも6つのブランド米を紹介します!
コシヒカリ
先程から何度も登場している、言わずとしれた有名米”コシヒカリ“。
コシヒカリは昭和19年に収穫期の籾の色が良く、いもち病に強い「農林22号」と品質・食味が良かった「農林1号」との交配により誕生しました。
収穫時期としては9月中旬頃が一般的となっています。
食味ランキングでは「特A」か「A」しか取ったことのない超優等米!
粘りの強さと冷めても美味しいことが特徴で、いつでも美味しく食べられるお米です!
久しぶり休日の朝10時に予約競争曲🎶
思い通りとはいかなかったけど、なんとか予約取れた…(ディズニー🍴)
そして今日もおにぎり🍙
これは朝ごはん?😁
新潟コシヒカリは2日目でも美味しい😋💕🍙#OnigiriAction pic.twitter.com/YdopAMwb46— ふう (@fu_ko0331) 2018年11月10日
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こしいぶき
他県での栽培が認められていない、レアなお米なのがこの”こしいぶき“。
「こしいぶき」は約800種類の交配の組み合わせの中から選ばれた厳選された品種です!!
コシヒカリの子「ひとめぼれ」とイブキワセの子「どまんなか」を掛け合わせて作られました。
また、「こしいぶき」はコシヒカリと生産時期をずらして、生産量の調整を行うために少し早く収穫される早生品種です。
炊きあがったお米のつやの良さや、その粘りから「コシヒカリ」に匹敵するとも言われています。
認知度はそれほど高くはないかもしれませんが、栽培指針が県によって厳格に定められているため品質と食味がハイレベルで維持されています!
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新之助
平成20年からおよそ8年の年月をかけて作られたブランド米”新之助“。
コシヒカリとは異なる美味しさを追求した結果、この「新之助」が出来上がりました。
「新之助」は500種の交配組み合わせの中から「新潟75号」と「北陸190号」の組み合わせで誕生し、厳しい選抜と猛暑を耐え抜いた凄く力強い品種です!
また、生産量調整のため「こしいぶき」とは反対に、コシヒカリよりも少し遅めに収穫される晩生品種となっています!
大粒でツヤツヤした炊きあがり、甘みとコクの強さが最大の特徴となっています。
冷めても美味しいことから、お弁当やおにぎりにもオススメなお米です!
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みずほの輝き
元々業務用米として開発された”みずほの輝き“。
「みずほの輝き」は、「どんとこい」を親に持つ「北陸174号」と、「ひとめぼれ」を親に持つ「中部98号」をかけ合わせて、おにぎりやお弁当に使いやすいように作られたお米です。また「新之助」と同じく晩生品種のためコシヒカリより遅く収穫されます。
「みずほの輝き」の最大の特徴はコシヒカリを超える炊きあがりの美しさと粒が大きいこと!業務用に作られたため外観の美しさが重視されていると言えます。
味の特徴はコシヒカリと違いあっさりとした美味しさと、粒が大きいので食べ応え・噛み応えがあること!
また「新之助」同様、冷めても美味しいので、お弁当やおにぎりを作るのに向いているお米です。
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つきあかり
2016年に登録された新しいブランド米”つきあかり“。
業務用米の更なる需要に応える形で開発された品種で、先ほど紹介した「みずほの輝き」の孫品種に当たります。
登録されたばかりの品種のため栽培量、流通量ともにまだ少ない品種です。
見た目の特徴は、「つきあかり」という名前のような炊き上がりの美しさと、コシヒカリよりも大粒であること。
味は、粒が大きいため食べ応えがあること、保温後も美味しさが持続するのが特徴です!
東京の老舗レストランから声がかかるほどの美味しさとの評価を受ける「つきあかり」。
今後大注目のブランド米です!
https://twitter.com/himenotable/status/1105674896158265344
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ゆきん子舞
2008年に品種登録され、2015年に新潟県の奨励品種となったブランド米”ゆきん子舞“。
新潟県での作付比率はコシヒカリ、こしいぶきに次ぎ3番目に多い品種です。また、こしいぶきと同じく新潟県でのみ栽培されているブランド米です。
高温登熱性に優れているので、高温年でもお米の品質が安定しています。また早生品種のためコシヒカリよりも早く収穫でき、かつ多くのお米を収穫できる特徴もあります。
味の特徴は粘りすぎずあっさりとしており、しっかりとした噛み応えとほのかな甘みが楽しめること!
炒飯や丼物にぴったりなお米です!
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終わりに
いかがでしたでしょうか?
新潟県はやはり「お米県」でしたね!(笑)
もし紹介した中で気になるお米があったらぜひ食べ比べをしてみてください!!
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